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新型コロナウイルスの影響で小さいお子さんがいらっしゃる共働きのお母さんには、緊急事態が発生しています。一斉休校で家に閉じこめられている子どもたち。友人のところなどは学童で預かるけど、一日中私語は一切禁止ですって! 小学校1年生にそんなこと強いられると思います? それが嫌なら家にいて、ひたすら嵐が過ぎ去るのを待てってことですかね。
お母さんはその間、子どもたちのために料理を作ってあげて食べさせて仕事に行って…と目の回るような忙しさだと思います。なんとか時短でと思って、冷凍食品やカップ麺などを大量買いしている姿には、共感します。がんばれ!と応援したい気持ちです。
そこで微力ながら、そんなお母さんのためにオリーブオイルを使って作り置きおかずを作ります。材料は手に入りやすいし、子どもからお年寄りまで、嫌いな人はまずいない魚、鮭を使います。たとえこんな緊急時でも、少しでいいから手をかけたものを食べさせてあげましょう。休みの日にまとめて作っておけば、あとは焼くだけのスピード料理です。
オリーブオイルを入れて漬け込むと、多少安い鮭でもとてもおいしく仕上がるし、第一日持ちします。塩鮭じゃ、おにぎりかお茶漬けの具材ぐらいにしかなりませんが、このオリーブオイルを加えたみりん漬けは、りっぱなメインディッシュになります。香ばしいゴマがついて少し甘めの味付けは、誰でも大好きな味だと思います。
作り方は簡単、とにかく漬け込んであとは焼くだけなので、漬けダレにエキストラバージンオリーブオイルを入れて、旨味とコクを加えることがポイントになります。鮭は生でなく、甘塩のものでも代用できます。その場合はしょうゆを半量にしてください。
また、漬け込んだものは冷蔵なら1週間、冷凍なら3週間ぐらいはもちます。
【材料】
【作り方】
1.チャック付き保存袋に、鮭、調味料をすべて入れて少し鮭にもみ込む。空気を抜いてチャックをし、冷蔵庫で3日ぐらい漬け込む。
2.漬け込んだ鮭を冷凍にする場合は、1切れずつ漬け汁ごとポリ袋に入れる。料理する際には自然解凍でOK。
3.漬け込んだ鮭はみりんが入っていて焦げやすいので、アルミホイルを敷いてオーブントースターで焼くときれいに仕上がる。
このみりん漬けは、冷めても生臭くなく、オイルの効果で柔らかいままでおいしさが保たれます。子どもたちにお昼ご飯を作ってからお勤めに出なければならないお母さん、たっぷり鮭を入れたおにぎりにしてあげてはいかがでしょうか。インスタントでも良いのでお味噌汁などのおつゆをつけて、バランスよく食べさせてあげられるといいですね。
鮭は赤い身をしているのに、赤身魚ではなく、実は白身魚です。赤く見えるのは赤い色素であるアスタキサンチンです。この鮭のアスタキサンチン、なんとビタミンCの約6,000倍もの強力な抗酸化作用を持ち、紫外線による肌のシワ形成を抑制したり、眼精疲労や筋肉疲労を回復させる作用があるのです。またDHAやEPAも豊富なので、ぜひ子どもたちにも食べさせたい魚です。
鮭は簡単に手に入るのに、こんなに素晴らしい栄養があるので、ぜひちょっとだけ手をかけて作り置きしておき、いつでも食べられるようにしたいものですね。
有機エキストラバージンオリーブオイル ルイーザ(LUISA)
有機栽培オリーブ果実100%のエキストラバージンオリーブオイル
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。