おしゃれなおもてなしメニューとして大人気の「カルパッチョ」。イタリア料理の一種で、本来は生の牛肉にチーズやソースを加えた料理ですが、日本では魚介の刺身とエキストラヴァージンオリーブオイルを和える和洋折衷アレンジが一般的です。
手軽に作れて見た目にも美しいカルパッチョはホームパーティーや晩御飯のおかずにおすすめのメニューですので、今回はおしゃれでおいしい基本のカルパッチョの作り方と、カルパッチョにおすすめの食材やおいしく食べるコツをお伝えいたします。
カルパッチョは短時間でさっと作れるので、ホームパーティーなどのおもてなしメニューや晩御飯のおかずに加えると便利なメニューです。魚介類特有の臭みが消えて食べやすいので、栄養満点の魚介類を積極的に取ることも可能。さらに、余ってしまったお刺身やお買い得のお刺身でもおいしく調理ができます。
ここからはエキストラヴァージンオリーブオイルを使って簡単に作れる基本のカルパッチョの作り方をお届けしますのでぜひ参考にしてください。
2人分
脂がたっぷりのったサーモンの刺身はカルパッチョの食材の中で1番人気。魚特有の臭みが少ないので、魚が苦手な方や子供にも食べやすいカルパッチョに仕上がります。また、サーモンピンクと呼ばれる鮮やかな色味は食卓を華やかにしてくれます。
カルパッチョにする場合は、玉ねぎのスライスやアボカドを合わせるとおいしいですよ。簡単に作れて万人受けするサーモンのカルパッチョは、ホームパーティーにおすすめです。
クセがなくて食べやすいホタテの刺身はカルパッチョによく使用される食材です。甘みのあるホタテはグレープフルーツなどの柑橘類やイチジク、柿といったフルーツと合わせるとマッチします。カラフルなフルーツと一緒に盛り付けると見た目も美しく、パーティーメニューにピッタリで、ワインとの相性が抜群なので、ちょっとしたおつまみにもおすすめです。
レストランでもカルパッチョの食材として使用されているタコ。タコのカルパッチョは、しっかりとした歯ごたえを楽しむことができると人気のメニューです。カルパッチョにする場合は柔らかい刺身用のタコを薄切りにして使用しましょう。
酢の物としてもよく食べられているタコは、ポン酢やバルサミコ酢、ワインビネガーなどお酢系をプラスするとおいしくなります。おつまみはもちろん、パーティーメニューにも最適です。
マグロのお刺身に飽きてきたらカルパッチョにしてみるのはいかがでしょうか。日本人が大好きなマグロはカルパッチョにしてもおいしいと評判です。おすすめはしょうゆベースのタレをかけたマグロのカルパッチョ。
ご紹介した基本のカルパッチョソースにしょうゆを大さじ1程度加えると和風のカルパッチョに変身します。お好みでマヨネーズを加えると食べ応えのあるメニューに変身します。白いご飯との相性も抜群なので晩御飯のおかずに加えてみてはいかがでしょうか。
縁起の良い食材として古くから親しまれてきたタイ。おめでたい食材のタイはパーティーや誕生日や結婚記念日といったお祝いメニューとしてもおすすめです。シンプルなエキストラヴァージンオリーブオイルを使ったカルパッチョソースならタイの上品な味をより引き立ててくれます。盛り付ける際は色味が薄いので、ピンクペッパーや香草を散らして華やかにしましょう。
上品で繊細な味わいのヒラメはカルパッチョに適した食材です。サクのお刺身を使用する場合は、塩を振って30分ほど寝かしてからキッチンペーパーなどでふき取ると余分な水分が抜けておいしくなります。また、盛り付ける際は薄くスライスすると見た目にも美しく、ドレッシングと絡みやすくなります。どんな料理でもおいしいと言われるヒラメはホームパーティーメニューにおすすめです。
生活習慣病を予防・改善してくれる栄養素が豊富に含まれているアジは積極的に食べたい食材ですが、青魚特有の臭みが気になりますよね。そんな時はアジのお刺身をカルパッチョにすると臭みが取れて食べやすくなります。さらに基本のカルパッチョソースに粒マスタードや下ろし生姜(チューブでもOK)を少量加えると青魚特有の臭みがさらに軽減されます。
お刺身用のアジは大衆魚なので年間を通してお手頃価格で手に入るのも嬉しいポイント。また、アジは夏が旬の食材でもあり、夏バテ予防にも効果があります。暑い日が続く季節はぜひアジのカルパッチョを積極的に取り入れましょう。
エキストラヴァージンオリーブオイルを使って簡単に作れるカルパッチョとおすすめの食材をご紹介しました。手軽に作れるのに手が込んで見えるカルパッチョは、おもてなしメニューにもピッタリです。今回ご紹介した食材を使って簡単おいしいカルパッチョにぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
ピエトラ・コロンビナ
トスカーナ州産の実を使用したオリーブオイルの「ヌーボー」
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。