目次
桜や暖かな陽気、花粉など春を感じる瞬間はたくさんありますが、わたしが春を感じる瞬間は食べ物です。春野菜や山菜が出回り始めると、春が来たなと嬉しくなります。
今回ご紹介するのはInstagramを中心に流行った「ぎゅうぎゅう焼き」。名前の通り具材をぎゅうぎゅうに詰めて焼いたシンプルな料理ですが、鮮やかな具材を使うことで映える見た目になるのが人気の理由のようです。そのぎゅうぎゅう焼き、ただ作るだけでは簡単すぎるので、ひと手間&カマンベールチーズを使い、チーズフォンデュ風にアレンジしました。
1. 野菜・鶏肉は全て食べやすい大きさに切る。レモンは1/8に切る。
2. ポリ袋に入れ、エキストラバージンオリーブオイル、ハーブソルト、黒胡椒を入れよく揉み込む。
3. 天板にクッキングシートを敷き、真ん中にカマンベールチーズを置く。まわりに2をなるべく重ならないよう、ぎゅうぎゅうに詰める。
4. 170℃に予熱したオーブンで20分焼く。
5. 焼き上がったら、カマンベールチーズの上の部分に丁寧に包丁を入れる。
6. 一周切り込みを入れると、上だけ綺麗に外れます。
7. レモンを搾り、完成。
焼きあがったらチーズが固まる前にすぐ食べましょう。オリーブオイルでマリネした野菜はパサパサにならず、丸ごと一個使ったカマンベールの豪華なチーズフォンデュで、野菜のおいしさをたっぷり味わえます。
今回は野菜が主役なので肉は少なめにしましたが、お好みで鶏肉を増やしたりベーコン、ウインナーなどを加えるのもおすすめです。えびなどの魚介類、パンもチーズフォンデュと合いますよ。
今回使用した野菜はこちら。春野菜の芽キャベツやミニトマト、菜の花やアスパラに加え、栄養豊富なブロッコリーやカリフラワーも使用。さらにカラフルなカラーピーマンやカラー人参も取り入れてみました。カラー人参は最近大きめのスーパーや直売所でも手に入ります。カラーピーマンはもちろんパプリカでもOKです。
ほかにも旬のたけのこやスナップエンドウなどもおすすめ。紫キャベツなども色鮮やかで美しく仕上がります。
ぎゅうぎゅう焼きは具材を並べ、オリーブオイルを上からかけるレシピが多いのですが、今回はオリーブオイルとハーブソルトで具材をマリネしました。このひと手間で焼いたときに水分が抜けるのを抑え、具材がパサパサになるのを防ぎます。もちろん下味を付ける役割もありますよ。
チーズフォンデュ風にしたため、味付けは薄めです。お好みでハーブソルトや塩の量を調節してくださいね。もちろんフレッシュなハーブがある方は、ローズマリーやバジルなどを加えるのもおすすめです。
「ぎゅうぎゅう焼き」の名前の通り、具材はぎゅうぎゅうに詰めましょう。ただし重なりすぎると火の通りが悪くなり、焼き加減にムラができてしまうので注意が必要です。焼く前と焼いた後の写真を比べてみると分かりますが、具材は焼き縮みするので、焼く前はかなりぎゅうぎゅうだと思っていても、焼いてみるとちょうどよくなります。
具材は火の通りがよくなるよう均一な大きさに切るのもポイントです。かぼちゃやさつまいもなど、火の通りにくい具材を使用する場合はあらかじめ電子レンジなどで軽く加熱する方法もあります。
ただのぎゅうぎゅう焼きでは面白くないので、今回は切れてないタイプのカマンベールチーズを丸ごと1個使用したチーズフォンデュ風にしました。焼いてから時間が経つとチーズが固まってしまうので、ぜひアツアツを召し上がってください。
チーズが固まってしまったときは電子レンジで加熱すると、またチーズフォンデュのようにとろっとします。
下味を薄めに付けているので、お好みのソースや市販のディップなどでも楽しめます。おすすめはバーニャカウダソースやジェノベーゼソース。シンプルなマヨネーズや和風の明太マヨも合いますよ。
華やかで栄養満点、春を感じるメニューはおうちパーティーの一品としてもおすすめです。オーブンで焼いてそのまま食卓に出せるので、洗い物が少ないのもポイントです。今年は食卓から春を感じてみてはいかがですか。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。