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さあ、3月も半ばです。新学期の準備は万全ですか?
「ダイソー材料で入園・入学準備 レッスンバッグを作ろう!」では体操着や上履きなどをまとめて入れられる大きめの手提げバッグの作り方を紹介しましたが、もう見ていただけたでしょうか?
園や学校ではバッグ以外にも給食袋やコップ袋、上履き入れや体操着入れなどたくさんの巾着袋を用意するよう指定されることが多いですよね。
そこで前回のレッスンバッグ同様、ダイソーで見つけた和柄の生地を使っていろいろな袋小物の作ります。
ついつい後回しでまだ用意できてないという方。1~2日で出来るのでまだ間に合いますよ!
多くの園や学校では「入学のしおり」などに指定のサイズが書かれているかと思います。
毎日が忙しくて「巾着袋くらいなら買って済ましてしまおう・・・」と思っていたものの、思いのほか多様なサイズを指定されていて市販品にちょうど良いサイズが見つからない。となっていませんか?オーダーにすると結構な出費になります。
市販品と違い、サイズを自由に設定できるのも手作りならでは。
100均材料で簡単に出来るので、買う派の方も今回はちょっと頑張って手作りに挑戦してみるのはいかがでしょう。
まずは基本的な巾着袋である「給食袋」(給食ナフキンとマスク、箸ケースなどをまとめる袋)と、マチ付巾着袋の「コップ袋」(コップと歯ブラシをまとめる袋)、給食ナフキンといった毎日使う小物を作ってみます。
巾着袋はサイズによって「給食袋」になったり「上履き入れ」になったりする基本の袋なので、これが出来るようになれば園や学校で使うほとんどの袋物を克服できますよ。
今回は小めの袋物なので「ダイソー材料で入園・入学準備 レッスンバッグを作ろう!」でもご紹介した「はぎれー和柄ー」のうち、柄が細かい50cm×50cmの方の生地を使います。
というわけで、ダイソーで生地とひもを買ってきました。(前回の購入品も使います)
左から
「カラーひも」(ブラック、幅5mm、長さ4m)
「はぎれー和柄ー」(一松模様、50cm×50cm)
「はぎれー和柄ー」(亀甲文、50cm×50cm)
「はぎれー和柄ー」(鱗文様、50cm×50cm)
「しるし付けペン」(濃色布用)(前回購入品)
「しるし付けペン」(淡色布用)(前回購入品)
「専用消しペン」(前回購入品)
(ミシン糸はうちにあったものを使いました。ミシン糸は100均でも購入可能です)
下準備として、布の水通しをします。
水通しの仕方は「100均で、簡単抗菌布マスクをつくろう!ダイソーの抗菌エアコンフィルターで性能アップ!」の目次5を参考にしてください。
1. まずは裁断サイズを決めます。
裁断サイズは、
縦 : (出来上がり縦サイズ+縫い代3cm)×2
横 : 出来上がり横サイズ+縫い代2cm(左右1cmずつ)
になります。
「入学のしおり」などを確認し、指定のサイズを上記の式にあてはめてください。
一例として今回は、縦22cm×横16cmになるように作ります。
なので裁断する布のサイズは・・・縦:(22cm+3cm)×2=50cm 横:16cm+2cm=18cmです。
2. 裁断します。後程、マチ付巾着袋も作るので「はぎれー和柄ー」(50cm×50cm)から1で出したサイズを2枚裁断しました。
もし、指定のサイズで計算して長さが50cmを超える場合、元の布のサイズが50cm(多少の余裕はあってもせいぜい1~2cm程度)なので入りきりません。指定サイズから1~2cm短くすれば入るようであれば縦を短くし、その分横を広げて作るなどしてください。
学校の指定はあくまで「目安」です。園や学校で一人一人の袋のサイズを測られることはありません。
うちは二人子供が居て、転勤や引っ越しの関係で保育園三か所、小学校三か所を経験しましたがわざわざ測られたことは一度もありません(笑)
少し大きめの巾着袋で、1~2cmのサイズ変更では吸収できないようなら諦めて生地を2枚用意します(ちょっともったいないですが・・・)。
その場合「ダイソー材料で入園・入学準備 レッスンバッグを作ろう!」の「50cm×50cmの生地からリバーシブルレッスンバッグを作る」のように二枚の生地を接ぎ合せてから進めてください。
3. 2を半分に折り、両脇の端を揃えます。袋の口になる方の端から8cmのところに縫い止まりのしるしをします。縫い止まりのしるしはしるし付けペンで書いても良いですし、つけたままミシンが掛けられるシルク待針使用なら待ち針を打ってしるしにしても良いです。
ミシンの1cmのガイドラインに布端を合わせ、縫いはじめと縫い終わりで返しミシンをして縫い止まりから下まで直線縫いします。
4. 縫い代を割り、先ほど縫わなかったところも1cmのところで折り目を付けておきます。
5. 袋の口になる方から12~13cmほどのところまで、脇の布端にジグザグミシンを掛けておきます。
6. 脇の空き口を「コ」の字型に縫います。
「ダイソー材料で入園・入学準備 レッスンバッグを作ろう!」でご紹介した「端ミシン」のテクニックを使って、折り端から3~5mmのところにステッチを掛けます。上から空き口の縫い止まり真横まで縫い、ミシン針を刺したまま押さえを上げ、布を90度回転させ押さえを下げます。左右対称になるところまで縫い進み(ここで丈夫になるように返し縫をするとよい)、もう一度90度回転させて袋の口までステッチを掛けます。
この時、縫い止まりのところにはしるし付けペンか待ち針でしるしをしておくと分かりやすいです。待ち針でしるしをした場合は、ミシン針や押さえに引っかからないよう途中で抜いてください。
7. 脇の縫い代を2枚重ねてジグザグミシンで処理します。5で掛けたジグザグミシンと少し重なるようにします。
8. 上部の端から1cmと3cmのところにしるしをつけて、三つ折りにします。
9. 8に端ミシンを掛けて、ひもを通す部分を作ります。
10. カラーひもを、袋の口の周囲より10cm(結ぶ分)長くなるように切ります。今回は42cmのひもを2本用意します。
紐通しなどを使ってカラーひもを通し、ひもの端を結んだら巾着袋の出来上がりです。
基本的には「給食袋」と同じ作り方ですが、コップが入りやすいように底にマチを作ります。
「給食袋」の工程10の続きになります。
11. 袋を裏にした状態で、脇を開きます。この時左右対称になるようにしっかり整えてください。
下の角から3cm上がったところに、脇の縫い目に垂直になるようにしるしをつけます。
縫いはじめと縫い終わりで返しミシンをしてしるしの上を直線縫いします。
12. 11で縫ったところから7mm程度離れたところを切り落とし、ジグザグミシンを掛けて出来上がりです。
給食ナフキンは特に指定があることは無いと思います。一般的なサイズ42cm角で作ってみます。
1. まずは裁断サイズを決めます。
裁断サイズは、
縦 : 出来上がり縦サイズ+縫い代3cm(上下1.5cmずつ)
横 : 出来上がり横サイズ+縫い代3cm(左右1.5cmずつ)
になります。
2. 1で出したサイズに裁断します。今回は、出来上がりサイズに縫い代3cmを足した45cm角のものを裁断します。
3. 布端から1.5cmのところにしるしをつけます。4辺すべてにしるしをつけ、角を切り落としておきます。
4. ラインが交差する点で斜め45度に折り返し、アイロンでしっかりと押さえておきます。
5. 4片の1.5cmのラインで折り返し、アイロンでしっかり押さえます。
ここで付いた折り目に沿うように布端を合わせて折り、三つ折りにします。ここもアイロンでしっかり押さえておきます。
6. ナフキンの端と、三つ折りしたところにぐるりと一周端ミシンを掛けます。
縫い始めはそのまま、角では針を刺したまま押さえを上げて布を90度回転させ、押さえをおろしてから縫い進めます。縫い始めに縫い終わりを数cm重ねて返し縫いします。
2本ステッチがかかっているので、引っかけたりすれたりしてもすぐに三つ折りがほどけることがなく長持ちします。
これで出来上がりです。同じものを洗い替えにともう1枚作りました。
上の巾着袋とほぼ同じ作り方で大きさを変えれば「体操着入れ」も作ることが出来ます。
体操着入れは上のようなシンプルな巾着袋でもいいのですが、ひものだけだと机の横のフックに掛けた時に床についてしまうことがあります。そこでフックにかけやすいよう持ち手付きの「体操着入れ」の作り方をご紹介します。
今回は大きめの巾着袋になるので、柄の大きい50cm×100cmを購入しました。50cm×50cmの生地を使う場合は2枚用意して、接ぎ合せて作ってください。
持ち手に使う「かばんテープ」は「レッスンバッグ」に使ったものの残りを、口を絞る「カラーひも」は上記で使った残りを使います。
左から
「しるし付けペン」(淡色布用)(前回購入品)
「専用消しペン」(前回購入品)
「しるし付けペン」(濃色布用)(前回購入品)
「カラーひも」(ブラック、幅5mm、長さ4m)(上記の残り)
「かばんテープ」(ブラック、幅25mm、長さ1.5m)(前回購入品)
「はぎれー和柄ー」(市松模様、50cm×100cm)
(ミシン糸はうちにあったものを使いました。ミシン糸は100均でも購入可能です)
1. まずは裁断サイズを決めます。
裁断サイズは、
縦 : (出来上がり縦サイズ+縫い代3cm)×2
横 : 出来上がり横サイズ+縫い代2cm(左右1cmずつ)
になります。
今回は出来上がりサイズ縦28cm×横30cmで作ります。
なので裁断する布のサイズは・・・縦:(28cm+3cm)×2=62cm 横:30cm+2cm=32cmです。
かばんテープは31cmに切ったものを2本、カラーひもは70cmを2本用意します。
2. 裁断します。布が大きいので、底部分の柄をどの辺で出そうかと考えながら布を折り、裁断サイズの縦を半分にしたところでしるしをつけて裁断してみました。
ここからは「給食袋」の工程3~8と同じ手順です。
工程9との間に次の工程が入ります。
○袋の口の中央から左右に5cmずつ空けたところにしるしをつけます。
○しるしの外側にかばんテープの端を1cm刺し入れ、テープを折り返し待ち針などで固定します。
○「給食袋」の工程9に戻りますが「かばんテープ」が重なって厚くなっているところはミシンが進みにくいことがあります。厚い部分はゆっくりミシンを掛ける。目打ちなどを使って少し押し込むようにする、などしてみてください。
○「給食袋」の工程9にはありませんが、かばんテープと袋の際を縫い留める作業をプラスしてください。
○あとは「給食袋」の工程と同じく、カラーひもを通して、ひもの端を結んだら完成です。
基本の巾着袋の作り方でサイズを変えて、「上履き入れ」と「道具袋」も作ってみました。
こちらは裁断の仕方を少し変えて、横長に取りました。
サイドではなく、底の方に縫い代を付けて縫っています。(出来上がり縦サイズ+3cm)×2では元の生地から出てしまって取れないときはこんな取り方もあります。
こちらの場合、両側からひもを引いて絞るタイプではなく、片方からになります。
一つ作れるようになれば、サイズを変えたりちょっとアレンジしたりしてバリエーションが広がる巾着袋。
自分用にも作ってみてはいかがですか。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。