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12月に入り、本格的な冬がやってきました。冬の旬の野菜と言えば、真っ先に筆者は大根が思い浮かびます。秋から冬にかけて出てくる大根は甘味が強く、冬に食べる大根を毎年楽しみにしています。
大根は部位によって、食感や風味が違ってくるので、部位別に合った料理法や食べ方があり、上の方が甘く、下にいくほど辛味が強くなります。
上部:甘味が強く、固めの食感なのでサラダやおろしにおすすめ。
中部:水分が多くやわらかいので、おでんやふろふきなどの煮物におすすめ。
下部:辛味が強く、水分が少ないので薬味的な使い方がおすすめ。
葉っぱ:茹でることでアクを抜くことができる。漬物や炒め物にするのがおすすめ。
今回は、大根を丸ごと使うことができる「大根団子入りのけんちん汁」のレシピをご紹介します。無駄なく大根を使うことができるので、ぜひ、この機会にお試し下さい。
【大根団子調味料】
1. 大根は上部、中部、下部に分けて切っておく。
2. 上部は皮を剥いて、大根おろし器ですりおろしておく。
3. 中部は、7mm〜8mmの厚さのいちょう切りにする。
4. 下部も皮を剥いて、大根をすりおろし、塩、こしょうを加える。すりおろした大根の水気を絞りながら、丸くまとめ、片栗粉をまぶす。※形成したあと、表面にも軽く片栗粉をまぶすことで、崩れにくくなる。
5. 大根葉はさっと洗い、先に3〜4cm長さに切っておく。沸騰した湯に入れ、やわらかくなるまで茹でる。
6. にんじんとさつまいもは、5〜6mm幅の半月切りに切る。※大きいサイズなら、いちょう切りにし、大きさを調整する。
7. 油あげは油抜きをし、短冊切りに切る。
8. 鍋にオリーブオイルを入れて、中火で熱し、大根、にんじん、さつまいもを入れ炒める。
9. 炒めたら、8の鍋に分量のだし汁を加える。
10. 煮立ってきたら、大根団子と大根おろしを加える。
11. 具材に火が通ったら醤油と塩を加え、ひと煮立ちさせる。器に盛り付け、上から盛り付け用の大根葉を載せ、最後にこしょうをふりかけてできあがり。
大根の上部は、大根おろしにして最後に汁に加えました。中部はそのままいちょう切りにし、下部はおろした大根を大根団子にして薬味のような役割を持たせ、大根葉はさっと茹で、最後の仕上げ用にとそれぞれの部位の特徴を生かした汁物に仕上げました。大根の甘味や辛味、食感まで様々な。味わいを楽しむことができます。
けんちん汁に使う具材は、油でしっかりと炒めることで、コクや風味がグッと引き出されます。今回はオリーブオイルを使用しましたが、サラッとしたオリーブオイルで炒めることで、より具材の旨味を引き出すことができます。
大根おろしをだし汁に加えることで、みぞれ煮のような大根の旨味も味わうことができます。また、大根おろしに含まれる酵素は、年末年始で暴飲暴食になりがちな胃の消化を助けてくれる働きがあるので、これからの時期、強い味方になります。
具材には、他にも豆腐やごぼう、里芋、ネギを入れるのもおすすめです。また、ショウガを入れても味のアクセントになり、寒い時期のつらい冷え性の予防にもおすすめです。
大根を無駄なく食べることができる、冬にぴったりなレシピをご紹介しました。冬の旬である大根のレシピを活用し、大根の魅力を存分に味わってくださいね。
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