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寒い時期の定番料理のひとつ、鍋。みなさんの家の定番鍋はなんですか?我が家は定番、ではないですが、毎年一度必ずやるのが「鴨せり鍋」。鴨肉をたっぷりのせりと一緒に食べるのがこの季節の楽しみです。せりは春の七草のひとつなので、七草がゆの日に食べるのもいいですね。
鴨肉はおそば屋さんで食べる鴨南蛮や、既製品の鴨スモークのイメージしかない方もいるかと思いますが、精肉店や大型のスーパーで手に入ります。まがもは冬に脂が乗っておいしくなるので、鴨好きの方は必見です!
この記事ではレシピや鴨肉について紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1. 長ねぎは3~4cm幅に切る。油揚げはキッチンペーパーで余分な油を吸い取り、三角に切る。ごま油を熱したフライパンで両面焼き目が付くまで焼く。
2. せりはよく洗い、食べやすい長さに切り分ける(根も捨てずに切り分ける)。絹豆腐は軽く水切りしておく。
3. ボウルに鶏ひき肉、絹豆腐、おろし生姜を入れて混ぜ合わせる。
4. 鍋に★の調味料を入れて火にかけ、沸いたら弱火にして3をスプーンで一口大にすくって落とす。数分煮たら鴨肉、1を入れて肉に火が通ったらせりを入れて完成。
せり鍋は仙台を中心に食べられている鍋です。せり鍋の専門店も多く、宮城県産の旬のせりを根っこまでおいしく食べられます。今回は鴨肉を使用して、家にある定番調味料でシンプルに作ったレシピをご紹介しました。
鴨の脂が溶け出し、せりの風味も生かしています。せりは食べるタイミングで都度入れて、しゃぶしゃぶくらいで引き上げて食べるのが食感も香りも楽しめておすすめです。鴨肉も固くなってしまうので、食べる際に都度入れましょう。
鴨肉とせり以外はお好みの具材で楽しんでください。鶏肉を入れてもおいしく食べられます。
鴨は渡り鳥の一種で、冬に旬を迎えます。野生のまがものほか、家畜化されたあいがも、あひるなどの種類があります。流通しているものの多くが家畜化されたもので、あいがもは比較的手に入りやすいです。あひるは北京ダックの食材としても知られていて、輸入品が流通しています。
大きめのスーパーや肉屋さんで販売されていることが多い鴨肉。今回はあいがもを使用しました。
今回は無塩のだしパックを使用して抽出しただしを使用しました。薄味で鴨の脂やせりの香りを楽しむので、無塩のだし×シンプルな醤油の味付けがおすすめです。無塩だしはパックや液体、顆粒などさまざまな種類があるので、使いやすいものを選んでください。ほかにも味噌汁や煮物など、日々いろいろな料理に使えてとても便利!もちろんかつお節・昆布などで取っただしを使用しても大丈夫です。
鶏団子は豆腐と混ぜることでふわふわ食感に。油揚げはさっと焼くひと手間で水分を抜き、おだしをしっかり吸わせます。どちらも我が家の鴨せり鍋には欠かせない具材です。
ほかにも薄いしゃぶしゃぶ用の餅や焼き豆腐、しいたけなどの具材もおすすめです。〆はおそばで。鍋の〆としてはもちろん、余っただしも捨てずに取っておけば別日に鴨つけ汁そばもできます。もちろんうどんも合いますよ。
せりは春の七草のひとつに数えられ、根・茎・葉を食用とする山菜です。香りと歯ごたえがよく、鍋以外にもお浸しや天ぷらなどが定番です。「せり鍋は根元がうまい」と言われます。よく洗って根も一緒に食べましょう。
キムチや豆乳、寄せ鍋など定番鍋はたくさんありますが、鴨せり鍋も定番のひとつに加えてみてはいかがですか。旬の時期にしか味わえないおいしさ、ぜひお試しください。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。