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筆者の実家には、柚子の木がありますが、今年は残念ながら、不作であまり実りませんでした。でも、どんな不作の年でも、なますを作る際には柚子を加えるのが、実家の定番になっています。柚子を加えることで、程よい酸味と柚子の爽やかな風味が加わり、更になますが美味しくなります。
今回は、そんな柚子入りのなますにオリーブオイルも加えた、ちらし寿司のレシピをご紹介します。これからの季節、ひな祭りにもぴったりのちらし寿司です。ポリ袋で簡単にできる方法でご紹介するので、洗い物も少なく済み、とても便利ですよ。
柚子は種から皮まで余すことなく有効活用することもでき、その方法も一緒にご紹介します。そんな柚子の魅力もたっぷりと味わうことができる一品をぜひ、参考にしてみてください。
1. 米はよく洗い、昆布を入れて炊く。
2. にんじんは、2〜3mm幅のせん切り、大根は、にんじんよりもやや太めのせん切りにする。かまぼこは薄切りにする。
3. 豆苗はさっと洗い、食べやすい長さに切っておく。
4. 柚子の皮を切り取り、細めに切る。
5. 1の大根とにんじんに直接塩を振って、10分程おいておく。水分がでてきたら、絞っておく。
6. ポリ袋に柚子果汁、柚子の皮、酢、砂糖、オリーブオイルを入れ甘酢を作る。
7. しんなりしたら、4の大根とにんじんの水気をしっかりとしぼり、5の甘酢と混ぜ合わせる。
8. ボールに別のポリ袋をかぶせるようにしてセットし、炊きあがったごはんと6のなます、かまぼこを混ぜ合わせる。
9. 3の豆苗とごまをふりかけ、柚子の皮を上に盛り付けたらできあがり。
料理に柚子を使うと、(柚子単体の料理を作る場合は除く)どうしても、柚子が中途半端に残る場合が多いと思います。柚子の魅力は何と言っても、果汁から皮、種まで有効活用できるところです。今回は、下記の2つの活用方法をご紹介します。ちらし寿司に使用した後の柚子をそのまま活用できるので、最後まで無駄なく柚子を使ってみましょう。
種を取り除いた柚子の果肉と皮をそのまま、ビンに入る大きさのざく切り(輪切りでもOK)にします。ビンに入れ、はちみつをひたひたになるまで入れれば、完成です。冷蔵庫に保存すればそのまま、1ヵ月程の保存が可能です。お湯で割って、ホット柚子ティーにしたり、パンにのせたりして食べてもおいしいので、おすすめです。
取り除いた種とちらし寿司の米を炊くときに使った、だし昆布をビンに入れます。醤油を種が浸るくらいまで、入れればできあがりです。こちらも冷蔵庫で保存すれば、1週間程持ちますが、できるだけ早く使い切るようにしましょう。豆腐にかけたり、和え物や炒め物に使用したりできるので、万能な調味料としても役立ちます。
甘酢に柚子の果汁とオリーブオイルを混ぜているので、爽やかなあっさりとした味わいで食べることができます。炊きあがったごはんになますの甘酢もよく馴染みます。また、柚子の皮を添えることで、香りと彩りも豊かになり、食欲をそそる、柚子の魅力も堪能できる一品に仕上がりました。
今回のちらし寿司は、ポリ袋を2枚使って作ることで、洗い物も少なく済み、とても便利です。なますを作る際も、ポリ袋で作ることで揉みこみやすくなり、材料に甘酢をよく染み込ませることができます。
もう1枚のポリ袋を平たいお皿かボールにかぶせることで、炊きあがったごはんと具材も混ぜやすくなります。今回は、2人分のレシピだったので、小さめのポリ袋で作りましたが、人数が増えれば、ポリ袋もかぶせるお皿、ボールも大きめの物にするなど、作る人数に合わせて、調節してみてください。
柚子は、果肉よりも皮に抗酸化作用がたっぷりと含まれています。そのため、果汁だけでなく、皮も一緒に摂取することで、免疫力も高めることができます。また、皮も一緒に取り入れることで、料理を香りよく、料理の彩りにもなります。より、柚子を堪能したい方は、おろし金などで柚子をすりおろす、「振り柚子」をかけるだけで、風味がアップするのでおすすめです。
オリーブオイルと柚子でさっぱりと食べることができる、ちらし寿司のレシピをご紹介しました。ポリ袋で簡単で便利に作ることができるので、柚子の魅力も堪能しつつぜひ、試してみてくださいね。
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