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2023年3月28日

忙しい新年度に!お弁当にも使える冷凍パスタを作ってストック

忙しい新年度に!お弁当にも使える冷凍パスタを作ってストック

年度末、そして新年度と何かとあわただしい時期です。自分だって忙しいのに、パートナーや子供たちの面倒も見なければならない方にとっては、しばらくは晩御飯だ、弁当だ、と食べるものを作ることに追われる日々が続きますね。

そんな忙しい時はデリバリーを頼んだり、お惣菜や冷凍食品を買ってしのぐ方法もありますが、最近の物価高ではそうも言ってられないし、人の作ったものは飽きがきたりします。

ということで、今回は冷凍パスタを自作してみようと思い立ちました。

市販の冷凍食品にはもちろん、冷凍パスタもありますがソースがついてしまっているし、量も多いような…少ないような…で、味も分量も調節ができません。こうなると意外と便利なようで不便な気もします。そこで、一度に多めのパスタをゆでて、好きな分量に小分けして使う、という作戦を考えました。これなら夕食の一品にも、また弁当箱の端っこが空いちゃったなぁという時にすぐ使えて便利です。

自作冷凍パスタの決め手はオリーブオイル。オイルをうまく使うことで、くっつきの防止と改めて油を入れなくてもすぐ炒めることができてしまいます。しかし、ただゆでたパスタにオイルをまぶすだけではありません。ちょっとしたコツで、解凍してもまるでコシのあるゆでたてのパスタにすることができます。
ではさっそくご紹介。

  • ルイーザ(LUISA)

冷凍パスタを自作する

どうせ作るならまとめて作っておきたいところ。今回は500g一度にゆでてしまいますが、そうなると大きな鍋はそうそうないし…ということで、くっつき防止の裏ワザもついでにご紹介します。

材料

  • 乾燥パスタ(スパゲティでもマカロニでも):500g
  • 水:2ℓ
  • 塩:20g(水の1%)
  • オリーブオイル:大さじ3

作り方

1. なるべく大きな鍋に水を入れ沸騰させてから塩とオリーブオイルを大さじ1入れる。そこにパスタをなるべく放射線状になるようにねじりながら入れる。オイルは少ない湯でパスタをゆでる時のくっつき防止のため。

2. パスタの袋の表示されているゆで時間より1分半、少なめに茹でる。

3. 茹ったら大きめのザルにあけ、そばをゆでた時のように流水でヌメリが取れるまですすぐ。

大きめのザルにあける
ヌメリが取れるまですすぐ

4. ヌメリが取れたら水気をしっかり切る。

5. 4をボウルにあけ、オリーブオイル大さじ2を回しかけて、パスタによくからませる。

オリーブオイルをパスタによくからませる
オリーブオイルをからませる

6. 好きな分量を分けてポリ袋やチャック式保存袋に入れ、しっかり空気を抜いて口をとじて冷凍する。お弁当などに入れる場合は少なめなので、ポリ袋に入れたら口を結び、その上にまたパスタを入れて結ぶと、ポリ袋1枚で3連ぐらいできる。3連の場合、使う際には結び目の下の所をハサミで切れば、1つずつ取り出せる。

ポリ袋やチャック式保存袋に入れる
好きな分量で小分けに
結び目の下の所をハサミで切る
結び目下のところで切る

上手な冷凍パスタの解凍のコツ

冷凍パスタをゆでたてのように調理するにはちょっとしたコツがあります。それは冷凍庫からパスタを出したら、袋の口を開けて水を入れること。一度水を入れてから袋をさかさまにして水を切り、それから調理に入ります。今回は、レンジでチンするだけのミートソースと、鉄板で焼いて焼きそば風を作ります。

レンチンパスタのミートソースの作り方

1. 1人前の冷凍パスタの口を開け、水を適量注ぐ。パスタに水が回る程度でOK。じゃぶじゃぶにする必要はない。

水を適量注ぐ
冷凍パスタの袋に水を注ぐ

2. 袋をさかさまにして水をしっかり切り、皿に盛る。その上にミートソースをかける。

3. レンジ強で3分程度かければ出来上がり。

レンジ強で3分程度
コシもあり、ゆでたてのよう

鉄板焼きそば風パスタの作り方

これは昔、東京人形町の老舗喫茶店で出されていた名物メニューです。焼きそばより食べ応えがあって、簡単なのにとても美味です。材料はパスタの他にキャベツや肉など、お好きなものをどうぞ。鉄板がなければ、もちろんフライパンでOKです。

1. 鉄板を熱し、肉やキャベツを炒める。

2. 水を適量注いで水気を切ったパスタを、鉄板にあけて炒める。パスタにはオイル分がついているので、くっつかない。くっつきが心配なら、オイルを少し引いておくとよい。

3. パスタが炒まったら、焼きそばソースやお好みのソースをかけてジュワーっとさせて、できあがり。お好みで目玉焼きなどをのせる。

鉄板焼きそば風パスタ
鉄板だと一層おいしい

冷凍パスタ自作のポイント

冷凍パスタを上手に作るには、何よりオリーブオイルの存在が重要です。パスタがくっつくのを防ぎ、食感を保ち、旨みも加えます。さらに解凍時には一度水を入れてパスタに水を回すこと。これを忘れるとゆでたてのようには仕上がりません。ちょっとしたひと手間でおいしくできるので、ぜひ忘れないようにしてください。

あとはパスタソースもついでに自作して冷凍しておくと、好きな時にさっと食べることができます。

お弁当の隅っこが指定席だったりする少量のナポリタンは、解凍せずに水をかけたらすぐ他の具材と一緒にフライパンで炒めてしまってOKです。

忙しい時には大助かりの冷凍パスタ、作り方も簡単なのでぜひ試してみてください。

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南イタリア・プーリア州の単一農園で、100%有機オリーブ果実を使用して栽培から搾油まで一括管理して作られたオリーブオイル。 搾りたての有機エキストラバージンオリーブオイルです。
企画:オリーブノート編集部
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