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食材高騰の波はまだまだ押し寄せていて、この春も大手メーカーが続々と値上げを行いましたね。わたしは見切り品コーナーが大好きで、ついつい欲しくないものまで買ってしまうタイプです。もちろん値引きシールも大好きで、魚コーナーで値引きシールを見つけるとついつい買ってしまいます。
みなさんも魚を調理して食べながら「ちょっとパサパサ気になるな~」と思った経験ありませんか。そこで今回は、脂の乗りがイマイチな魚をおいしく食べるコツをご紹介します。切り身はもちろん、刺身もOK!お買い得品をおいしく食べて節約できますよ。
今回はこちらのまぐろを使います。「キハダマグロ(解凍)」と表示がありましたが、カチコチの状態で売られていました。100g/298円とお買い得で、脂が少ない種類のまぐろをおいしく変身させます。
1. 鍋に酒とみりんを入れ、中火にかけてとろっとするまで煮詰める。醤油を加えて火を止め、冷ます。
2. フライパンにサラダ油を熱し、まぐろを柵のまま色が変わるまで、さっと全面焼く。
3. 2の表面をキッチンペーパーで拭き、1に漬け込む。15~30分冷蔵庫で冷やす。
4. 食べやすいサイズに切り分けて完成。
脂が少なくパサパサしがちな魚は、そのまま刺身で食べるより、漬けにするのがおすすめです。今回はまず表面を少量の油でさっと焼くことで、臭みを取りつつ、たれに漬けた時にも浸かりすぎないようにしています。浸かりすぎず、ねっとりとした食感で高級な味わいに。安価なまぐろでも十分おいしくなります。
漬けだれは最初に酒とみりんを沸騰させてしっかりアルコールを飛ばし、醤油を加えます。そうすることで醤油の風味を損なわないたれになります。たれに漬ける時間は柵の厚さや魚の種類によって異なるので、調整してみてください。
今回はこちらの背中側のぶりの切り身を使います。見切り品で2切れで200円でした。ひとつは味噌漬けに、もうひとつはバター焼きにしていきます。
1. ★の調味料を混ぜ、切り身を漬け込む(半日以上漬けるのがおすすめです)
2. トースターや魚焼きグリルで火が通るまで焼く。
今回は麦みそを使用しました。甘めが好みの方は砂糖を少量加えて漬けてください。サラダ油を加えることで、切り身をコーティング。パサパサ感を和らげつつ、染み込みすぎてしょっぱくなるのを防いでいます。味噌は焦げやすいので、焼く前に適度に拭ってください。
調味料に漬けておけば、買ってきたままより保存が効くのがポイントです。今回ご紹介したレシピの場合、工程1の段階でそのまま冷凍保存が可能。調理する際は冷蔵室に移して解凍し、焼くだけです。
ほかにもいくつか漬け汁のバリエーションをご紹介します。
1. 切り身に小麦粉を薄くまぶす。フライパンにサラダ油を熱し、両面を火が通るまで焼く。
2. 弱火にしてバター、塩麹を加えて溶かしながら絡める。
表面を小麦粉でコーティングして焼くことで、旨味を逃がさずにおいしく調理できます。バター、塩麹を加えたときに絡みやすいのもポイント。ほかにもわさび醤油やポン酢など、お好みの調味料で味付けできます。
旬じゃないからおいしくなさそう、と魚料理をあきらめずに、ぜひおいしく食べるコツを覚えてみてください。
味付けのバリエーションも多く、飽きずに食べられます。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。