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筆者が四季の中で一番苦手なのが夏の時期です。毎年、この時期が近づいてくると憂鬱にもなってくるのですが、同時にひんやりとしたおいしいものが食べられる楽しみもあるのでなんとか毎年乗り越えられています。
現在は、「冷やしうどん」や「冷やし中華」、「冷やしラーメン」果ては、「冷やしメロンパン」まで多種多様な冷やし商品がたくさんあるので、夏の憂鬱さを吹き飛ばしてくれるありがたい存在でもあります。
中でも夏に必ず食べたくなるのが、「冷やしうどん」(冷やしに限らず食べたくなりますが…)です。今回は「家で手打ちしたうどんも食べてみたい」ということもあり、オリーブオイルを使ってできる讃岐風の手打ちうどんの作り方をご紹介!手打ちで作るうどんはまた、格別なおいしさがあるので、ぜひ、この機会に手打ちうどんの魅力を一緒に味わってみましょう。
うどんを作る際は、中力粉の小麦粉を用いて作られていますが、小麦粉はタンパク質(グルテン)が含まれる割合と質によって主に下記の3種類に分けられています。
薄力粉
3種類の中で最もタンパク質(グルテン)の量が少なく、約8〜9%含まれている。ケーキやクッキーなどの菓子類、天ぷらの衣などに用いられる。
中力粉
薄力粉と強力粉の中間の性質を持っており、タンパク質(グルテン)の量は約9〜10%含まれる。うどんやそうめん等の麺類に用いられる。
強力粉
3種類の中で最もタンパク質(グルテン)の量が多く、約12%含まれている。グルテンの性質も強いため、パンやパスタ類などに用いられる。
1. 中力粉の量を量りボールに入れ、冷水に塩とオリーブオイルを混ぜて油塩水を作っておく。
2. 1の中力粉を混ぜながら、塩水を少しずつ加えていく。
3. 全体に水分が行き渡ったら握りこぶしの形にした手で押すようにしながら混ぜていく。
4. 中力粉がひとまとまりになったら、70×50cmぐらいのポリ袋に入れて室温で30分〜1時間ほど寝かせる。
5. 4の寝かせた生地を床におき、ポリ袋の上から足で8分ほど踏んでいく。
6. ポリ袋から生地を一旦取り出し、4つ〜8つに折りたたむ。再度ポリ袋に生地を入れ、8分ほど踏んで折りたたむ。この工程を2回繰り返す。
7. 生地につやがでてきたら丸めて、ポリ袋に入れて口を閉じ、室温で1時間寝かす。
8. 打ち粉をふり、台に生地を載せる。生地と麺の向きを90度ずつ変えながら、約28×22cm、厚さは3mmぐらいになるまで伸ばす。
9. 生地を縦長におき、表面にしっかりと打ち粉をして、半分に手前に折る。
10. 生地を端から幅3mm~5mmぐらいに包丁で切っていく。
11. 鍋に湯を沸かしてうどんを入れ、ほぐすように10〜12分ほどゆでる。
12. ゆであがったうどんをお皿に盛り付けたらできあがり。
オリーブオイル入りなのでのどごしもさっぱりとしていて、食欲がない夏にもぴったりな一品に仕上がりました。讃岐うどんのもっちりとした食べごたえのあるうどん生地の食感や、手打ちならではの味わいも楽しめます。
さらに薄く伸ばして細く切ることで稲庭風のうどんにもできたり、太めに切ることできしめん風にもできたりと伸ばす幅や太さを変えることで、様々な種類の手打ちうどんを楽しむことも。
また、きつねうどん風にしたり、ジャージャー麺風うどんとしてアレンジして食べるのもおすすめです。
最初の手順4、5の生地をまとめる工程で多少生地が粉っぽい状態でも大丈夫です。気になる方もいると思いますが、後の工程で寝かせたり、踏んだりしている内にまとまりのあるしっとりとしたうどんの生地に仕上がっていきます。
うどん生地を足で踏む工程の際は、踏んだ時にポリ袋が破れてしまう可能性があるので、うどん生地をポリ袋にしっかりと密着させ入れるようにしましょう。
うどん生地を踏む際は、生地をまんべんなく1周回るようにしながら踏んでいくのがコツ。初めは片足で少しずつ踏み、生地が広がってきたら両足で踏むようにしましょう。
手打ちうどんはコツさえ掴めば、様々な種類のうどんを自由に楽しむことができます。また、手打ちならではの味わい深さも感じられるので、この機会に手打ちうどんの魅力を味わってみましょう!
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ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
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