目次
みなさん、「おやき」を知っていますか?小麦粉やそば粉を水で溶いて練った薄い皮で、野菜などで作ったあんを包んで焼いた長野県の名物です。あんの種類は様々で、定番の野沢菜やなす、あんこの他にも、お店ごとに個性溢れるおやきが作られています。
今回は、そんなおやきをおうちでも簡単に作れるレシピを紹介します。たっぷりのあんにもちもちの皮が美味しく、おやきに馴染みがない方でも好きになること間違いなし。さあ一緒に作ってみましょう!
おやきは、長野県に古くから伝わる郷土食です。長野県は気候等の条件が米の栽培に適さないところが多かったため、そうした地域で小麦やそばが多く栽培されていたことから、米の代わりとしておやきが作られ、保存食としても親しまれていたといわれています。
豚ひき肉とキャベツを味噌で味付けした、肉味噌キャベツを包みました。さっと炒めるだけで手軽に作れて、食べ応えのあるおやきです。
<肉味噌キャベツ>
1. ボウルに薄力粉、強力粉、ベーキングパウダー、塩を加えて泡立て器でぐるぐる混ぜる。
2. 熱湯とエキストラバージンオリーブオイルを合わせ、菜箸でぐるぐる混ぜながら回し入れる。
※やけどに注意してください。
3. ある程度菜箸で混ぜて全体に水分がなじんだら、台に出してこすりつけるようにしながら、なめらかになるまで手で2~3分こねる。
4. 丸めてボウルに入れてラップをし、室温で20~30分休ませる。
5. 休ませている間に肉味噌キャベツを作りましょう!
キャベツは2~3cm長さの細切りにする。しいたけは粗みじん切りにする。
6. しょうが、味噌、砂糖、酒を混ぜ合わせておく。
7. フライパンにごま油を熱し、豚ひき肉を炒める。
8. 肉の色が変わったらキャベツ、しいたけも加えて炒める。
9. 具材に火が通ったら、合わせておいた調味料を加えて炒め合わせ、粗熱をとっておく。
10. 生地を4等分にして丸める。
11. 直径10cm程度にのばす。
※べとつく場合は薄く打ち粉をしてください。
12. 生地を手のひらにのせ、30~40g程度の具材を生地の中心にのせる。
13. 具材を軽く押し込むようにしながら周囲の生地を寄せて包み、しっかりと閉じる。
14. 軽くつぶして形をととのえ、フライパンにを並べて、両面にこんがり焼き色がつくまで焼く。
※基本的に油はひかなくても良いですが、焦げ付きやすいフライパンの場合は薄く油をひいてください。
15. 水50mlを加え、フタをして弱めの中火で5〜6分蒸し焼きにする。
※途中で水がなくなったら少しずつ足してください。
美味しく焼き上がりました!焼き色をつけてから蒸し焼きにするのがポイント。蒸し焼きにすることで、もっちもちの食感に仕上がります。蒸し器を使用する方法もありますが、フライパンで作るととってもお手軽ですよ。
具材の量はお好みで調整してください。皮は薄めで具材たっぷりがおすすめですが、包むのがむずかしい場合は具材を少なめにしても良いですよ。
定番のあんこのおやきにくるみをプラスしました。香ばしいくるみがアクセントになっています。
<くるみあんこ>
1. 肉味噌キャベツと同様に生地を作ります!
ボウルに薄力粉、強力粉、ベーキングパウダー、塩を加えて泡立て器でぐるぐる混ぜる。
2. 熱湯とエキストラバージンオリーブオイルを合わせ、菜箸でぐるぐる混ぜながら回し入れ、全体に水分がなじんだら台に出して2~3分こねる。
3. なめらかになったら丸めてボウルに入れてラップをし、室温で20~30分休ませる。
4. 休ませている間にくるみあんこを作りましょう!
くるみは荒く割り、あんこと混ぜ合わせる。
5. 生地を4等分にして丸め、薄く打ち粉をして直径性10cm程度にのばし、1/4量のくるみあんこを生地の中心にのせる。
6. あんこを軽く押し込むようにしながら周囲の生地を寄せて包み、しっかりと閉じる。
7. とじ目を下にし、軽くつぶして形をととのえ、黒ごまを押しつける。
※少し水をつけるとひっつきやすいです。
8. フライパンに並べ、両面にこんがり焼き色がつくまで焼く。
9. 水50mlを加え、フタをして弱めの中火で5〜6分蒸し焼きにする。
もっちりとした皮とあんこの甘さが美味しいおやきができあがりました!くるみの食感や香ばしさがアクセントになっています。あんこは粒あんでもこしあんでもOK。お好みのあんこを使用してください。クリームチーズを一緒に包むのもおすすめ。よりスイーツ感が増しますよ。
いかがでしたか?今回は、発酵いらずで簡単にできる「おやき」のレシピを紹介しました。中に包む具材を変えるだけで、食事としてもおやつとしても、いろんな楽しみ方ができますよ。ぜひ、作ってみてくださいね。
有機エキストラバージンオリーブオイル ルイーザ(LUISA)
有機栽培オリーブ果実100%のエキストラバージンオリーブオイル
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。