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パン屋さんで販売されているパンの中でも「ベーコンエピ」は定番のパンのひとつですよね。みなさんも馴染みがあるのではないでしょうか。麦の穂の形をした見た目が特徴的なパンですが、実は意外と簡単に作れるんですよ。
今回は、おうちで作れる「ベーコンエピ」のレシピを紹介します。成形やカットの方法を細かく紹介しているので、初めての方でも大丈夫!ぜひ、チャレンジしてみてください。
エピとは、フランス語で「麦の穂」を意味しています。まさに、その見た目が麦の穂に似ていることから、こう呼ばれています。棒状にしたパンの生地に切り込みを入れ、切った部分を左右交互にずらして焼くことで、このような形になっています。
全粒粉を配合したシンプルなハード生地でベーコンとチーズを包み、高温で香ばしく焼きあげます。
<下準備>
1. ホームベーカリーに準強力粉、全粒粉、ドライイースト、砂糖、塩を入れ、ぬるま湯を加えてこね、5分ほど経ったらエキストラバージンオリーブオイルを加えてさらに10分ほどこねる。
※ドライイーストと塩は触れないように配置する。
<手ごねで作る場合>
ボウルに強力粉、ドライイースト、砂糖、塩を入れて混ぜ合わせてから、水とオリーブオイルを合わせて加え、なめらかになるまでこねる。手ごねの場合、ぬるま湯の量は97gがおすすめです。
2. 生地がなめらかにまとまったら、温かいところ(30℃前後)で2倍に膨らむまで発酵させる。
3. 打ち粉をした台に生地を出してガスを抜き、3つに分割して軽く丸め、ベンチタイムを15分とる。この後細長く伸ばすので、あまりきつく丸めなくてもOKです。
※固く絞ったぬれ布巾やボウルなどをかぶせて乾燥防止。
4. めん棒で生地をベーコンの長さくらいの楕円に伸ばす。
5. ベーコンを2枚のせる。
6. ピザ用チーズをのせ、黒こしょうをふる。
7. チーズを包むように、生地を1/3折りたたむ。
8. さらに1/3を折りたたんで三つ折りにし、しっかりととじる。
9. 転がして棒状に形を整え、クッキングシートを敷いた天板にのせて温かいところ(30℃)で30~40分発酵させる。
※1.5倍程度の大きさ、ひと回りほどふっくらと膨らむまで発酵時間は調整。発酵させすぎないよう注意してください。
10. ハサミを水で濡らしながら、斜めにハサミを入れて切る。
※ハサミを水で濡らすと生地がひっつきにくく、カットしやすくなります。生地がべとつく場合は、軽く粉をふってからカットしましょう。
左右交互に生地をずらす。
11. 250℃に予熱したオーブンに入れて素早く霧吹きをかけ、230℃に設定して13~15分焼く。
※お使いのオーブンに合わせて、焼き時間は調整してください。
こんがり美味しそうに焼き上がりました!
準強力粉は、「リスドォル」という小麦が一般的で、身近なスーパーや百貨店で販売されていることも多いので探してみてください。準強力粉がない場合は、強力粉105g+薄力粉30gで代用してください。全粒粉を使用すると香ばしさや旨味もアップするのでおすすめですが、こちらもない場合は強力粉で代用してください。
焼成前のカットの角度や数でできあがりの食感が変わります。水平に近いくらい斜めにカットすると穂先が鋭くなり、あまり角度をつけずにカットするとふっくら仕上がります。カットの数を多くするとバリッとスタイリッシュに、少なくするところんとかわいらしく仕上がります。お好みでいろいろ試してみてくださいね。
中に包む具材を変えるだけで、いろんなエピが楽しめます。
まずおすすめなのは、大葉入りのベーコンエピ。
成形の際、大葉2枚を敷いてからベーコン、チーズ、黒こしょうをのせて包んでください。
ベーコンやチーズのジューシーさに大葉の爽やかな香りがアクセントになり、手が止まらなくなる美味しさです。
チョコレートを使用した甘い系のアレンジもいかがですか。おやつにもぴったりのチョコとくるみのエピです。
適当な大きさに割ったチョコレートとくるみを包んで焼きあげましょう。
チョコレートの甘さにくるみの香ばしさが美味しいエピ。生地はシンプルな味わいなので、甘いものとの相性もばっちりです。
他にもアンチョビやソーセージ、枝豆、クリームチーズ、あんこ、ドライフルーツなど、様々な具材でアレンジエピが作れますよ。
いかがでしたか?今回は、パン屋さんの定番「ベーコンエピ」のレシピを紹介しました。難しそうに見えますが、成形とカットの仕方が分かれば、実は簡単にできちゃいます。ぜひ、本格的なエピをおうちで作ってみてくださいね。
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