目次
春が近づくと楽しみなのがお花見ですね。色々な楽しみ方がありますが、今回はお花見には欠かせない定番の和菓子、花見団子について取り上げます。
さまざまな団子が売られている中でも、やはり花見の定番なのはピンク・白・緑の三色団子。色合いのかわいらしさからか、我が家の娘も大好きです。
これまで何気なく食べていた花見団子の由来や、ピンク、白、緑の三色団子にもそれぞれ意味があります。これが分かると、お花見がより楽しくなりますよ!
花見団子の由来には諸説あります。
その中の一つが、豊臣秀吉が京都の醍醐寺で催した大規模な花見で茶菓子として出されたという説です。
醍醐寺は、平安時代から「花の醍醐」と呼ばれる花見の名所でした。そこにさらに700本の桜を植え、1300人以上の人を招いて行われたのが秀吉の「醍醐の花見」です。この宴が、現代の桜の下で宴会をするお花見の原型になったと言われています。
この醍醐の花見用に考案されたのが色のついた団子とされています。
当時は、白い団子に醤油をかけたものが定番でしたが、団子好きの秀吉が、女性も楽しめるような色付きの甘い団子を作らせたのが始まりのようです。
江戸時代になると、花見の習慣は庶民にも広がり、文献にも三色団子の記述が見られるようになります。
花見団子は日本中に浸透し、毎年花見の時期が来ると全国の菓子店でさまざまな色合いや味わいの花見団子が作られるようになりました。
団子の三色の意味にもいくつか説があります。
代表的なものをご紹介します。
この中に秋がないのは、「秋がない」に「飽きない」と「商い」を掛け合わせたお団子屋さんの洒落と言われています。食べても飽きない、商売繁盛といった願いが込められています。
ちなみに三色の順番にも決まりがあり、上からピンク、白、緑となっています。これは桜が咲く順番になっていて、ピンクは桜のつぼみ、白は満開の桜、緑は散った後の葉桜を表します。
どの説も日本の美しい季節や自然を感じさせるものとなっていて素敵ですね。
せっかくの美味しい花見団子は、じっくり味わって楽しみたいですよね。
花見団子がより美味しく感じられる楽しみ方をご紹介します。
「花見団子」という名前の通り、やはり桜を見ながら食べるのは外せません。
ゆっくりと食べられるように、人の少ない穴場スポットやレジャーシートを広げられる広い場所を選ぶのも良いですね。混雑しそうな時間を避けるのも良いでしょう。
大切な人と一緒に楽しめば、さらに思い出深く美味しく感じられると思います。有名なお店の団子を買ってみたり、手作りしたりすれば、会話も弾んで話に花も咲きますね。
花見にちなんだスイーツは、気持ちを和ませてくれます。
いつもの団子も良いですが、ひと手間加えてアレンジすれば、新しい味を楽しめます。
焼き団子にしたり、チョコレートをつけて洋風のアレンジもできます。あんこと相性の良いオリーブオイルをかける食べ方もおすすめです。
団子は癖がなく合う食材も多いので、色々な食べ方を試してみて下さい。
お花見団子やお花見をより楽しむために、準備にも力を入れましょう。
あらかじめリサーチして準備を整えておけば、ただ桜を見るだけでなく、よりお花見を楽しめますよ。
どんなお花見スポットがあるかやアクセスなど事前に調べてイメージを固めておくと、後から「失敗した!」と思うことが減らせます。
カップル、親子、老夫婦など、一緒に行く人やシチュエーションによっても、どのお花見スポットが良いかは変わってくるので色々調べてみましょう。
また、お花見は天気にも左右されるので、天気予報のチェックなどもしておきましょう。
レジャーシートやクーラーボックスなどを用意する、郊外まで行くときはレンタカーを借りるなど、事前に必要なものを調べて準備しておきます。
お花見といえば、お弁当やデザートは楽しみの一つ。お菓子をお子さんと手作りしたりするのも楽しいですね。
水筒にお気に入りの紅茶やコーヒーなどを入れたり、お酒好きの方なら、飲みたいお酒や料理とのペアリングを考え選ぶのも良いですね。
今回は花見団子を中心としたお花見の楽しみ方をご紹介しました。
花見が始まった頃から親しまれてきた花見団子。日本らしい素敵な意味が込められていて、日本の伝統文化を感じられる機会だと思います。
現在は、さまざまな趣向を凝らした団子が売られていて、選ぶ楽しみもありますね。
込められた意味に思いをめぐらせながら、家族や友人とゆっくり味わってみてください。
桜が咲いたら、ぜひお弁当や花見団子を持ってお花見に出かけてみましょう。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。