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待ちに待った新玉ねぎの季節がやってきた。私は新玉ねぎに目がない。新玉ねぎはタイなどの外国産がまず先陣を切るが、ここは国産が出るまでぐっと我慢。年明けぐらいから鹿児島産などが入り始めて、南から北へと産地が移動してくる。兵庫ぐらいまで北上してきたところでゲット!
いやーさすがに甘くてジューシー。生でよし、炒めてよし、煮てよしだ。
今回は新玉ねぎならではのオススメ料理、丸ごと豪快に煮てオリーブオイルをかけていただく「新玉ねぎの丸煮」をご紹介。
玉ねぎはなるべく包丁を入れずに旨味と甘味を中にとじこめたまま料理する。火が通るとトロトロでふんわりした食感になってとても美味。この甘みと旨味がオリーブオイルと合わさると絶妙だ。
丸煮には新玉ねぎは大きめの、扁平気味の方が、座りがよくて料理しやすい。根と芽の部分を少し切って薄皮をむくだけで下ごしらえはOKだ。生だと大きくて食べきれないなと思っても、煮るとトロトロになるので1人1個はペロリといける。
出汁は、新玉ねぎの白さを活かすためにあまり色を付けないように塩を入れるのがポイントだが、新玉ねぎの大きさや鍋の大きさによって水の量が変わるので、調味料は味を見ながら調整していただきたい。出汁の味は吸い物のやや濃いめぐらいでちょうどよい。
【材料】新玉ねぎ大1個あたりの分量
【作り方】
1. ひき肉に醤油、酒を入れて混ぜておく。
2. 鍋にオリーブオイル大さじ1/2を入れて熱し、ひき肉を入れてパラパラするまで炒める。
3. 2に芽と根を切って薄皮をむいた玉ねぎを入れ、油をなじませるようにして少し炒める。
4. 3に新玉ねぎが9割ぐらいかぶるくらいに水を入れる。そこに顆粒だしを入れて煮立てて、アクが出たらすくい取る。ときどき玉ねぎをひっくり返しながら20分ぐらい中火で煮る。
5. 煮上がった新玉ねぎを器に盛り(柔らかく手崩れやすいので注意)、煮汁を入れてオリーブオイル大さじ1/2を回しかけて出来上がり。
煮汁ごとペロッといただこう
煮上がった新玉ねぎはもうトロトロ。箸よりスプーンで食べたほうがいいくらいだ。新玉ねぎのエキスが入った煮汁は甘みが増して、オリーブオイルとの相性も抜群。大きな新玉ねぎだってあっという間にペロだ。
この時期だけ出回る新玉ねぎ。簡単料理なのに豪華に見えてしかも美味しいのだから、試さない手はないと思うなぁ。
ピエトラ・コロンビナ
トスカーナ州産の実を使用したオリーブオイルの「ヌーボー」
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。