梅の花も咲いて、というよりは花粉がバンバン飛び散り始めて、すっかり春を感じる季節になりました。子どもの頃は暖かくなる春が一番好きな季節でしたが、時は過ぎ、花粉症を発症してからはすっかり辛い季節に変わってしまった今日この頃です。
そんな辛い春ですが、美味しい食材はいっぱいあります。アスパラガス、菜の花、たけのこ、新たまねぎ……。そんな中で私が特に好きな食材が、何と言っても春キャベツです。春のキャベツは甘味が増して、美味しくなりますよね。
春キャベツが手に入った買い物の帰りに、ふと立ち寄った100円ショップでアンチョビの缶詰を発見しました。アンチョビと言えば、イタリアンに欠かせない食材です。かつては自宅用に買うには少々高級でハードルが高く感じられた食材でしたが、時は過ぎ、最近のアンチョビは100円ショップで買えるのですね。ビックリしました。
これはもう運命の出会いとしか思えません。今日のおうちごはんは、「春キャベツとアンチョビのペペロンチーノ」で決定です。
2. たっぷりのお湯に多めの塩(分量外)を入れて、パスタを茹でます。
2. パスタのパッケージに記載されている茹で時間より2分ほど早いタイミングで、鍋に春キャベツを入れて、一緒に茹でてしまいます。
キャベツを別の鍋で茹でるより、洗い物も調理時間も減ってとっても便利です。
3. キャベツを鍋にいれたらすぐに隣のコンロに移り、フライパンにオリーブオイル、にんにく、鷹の爪、アンチョビを入れて、弱めの中火で炒めます。
4. 2の鍋に戻ります。キャベツを入れて1分ほど茹で、パッケージに記載されている茹で時間より1分ほど短いタイミングで火を止めます。ザルにあけたら、すぐに3のフライパンに入れて炒めます。
5. 軽く炒めて、パスタ全体にオイルが絡ませます。塩を一つかみ、コショウを少々振って味を整えたら完成です。
オリーブオイルとアンチョビの相性は抜群ですし、春キャベツの甘みともよく合い爽やかな春にピッタリのパスタに仕上がりました。
いつも通りのレシピで作りましたが、いつも通りの美味しさで大満足。100円ショップのアンチョビで、全く問題なく美味しく作れちゃいました。アンチョビは2~3枚使う程度では使い切れないので、「アンチョビ豚ばらロール」なども作ってみてはいかがでしょうか。
100円ショップの運命の出会いをきっかけに、あなたもイタリアン上手に!?
ピエトラ・コロンビナ
トスカーナ州産の実を使用したオリーブオイルの「ヌーボー」
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。