先月の居酒屋シリーズでもご紹介した秋ナス。
オリーブオイルとの相性は抜群で、今を逃してはならないということで、秋ナスとのコラボ第二弾をご紹介。
ナスのしそ巻きは青森の津軽地方の郷土料理で、津軽では定番のおかずになっているそう。これをさっと作って熱燗のアテにすれば堪えられない季節だ。
居酒屋メニューは凝ってはならない。一杯やっている途中で「あ、アテがなくなった」と思ったら、一杯やっている気分がそがれないうちに、さっと供される必要があるのだ。この料理もナスとしそ、味噌と砂糖があれば10分程度でできてしまう。
今回は少し甘めに作り、下戸な方でも美味しくいただけるようにしたので、辛党の方は砂糖の量を調整していただきたい。
調味料以外はこれだけ
2. 味噌を砂糖とよく混ぜる。
3. 1.のナスに2.をなすってサンドする。面倒であれば、水を切ったナスをボウルに入れ、2.を入れてなじませるようにかき混ぜて味がつくようにしてもよい。
4. 青紫蘇で3.を巻く。巻き終わりは留めなくてもよい。
5. フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、4.のしその巻き終わりを下にしてソテーする。しそに焼き目がつき、ナスがしんなりしたら返してさらに焼いて出来上がり。
ナスはすぐ火が通るので、あとは青しそさえあればさっとつくれる酒のアテ。
青しそは10枚セットで売られていることが多いので、使い切れずに捨ててしまったということも経験があるのではないだろうか。そんな時にはこのしそ巻きを思い出していただきたい。
ナスとオリーブオイル、味噌の組み合わせは手軽なのにかなりのレベルの味が出るので、料理の腕が上がったかも?と勘違いするほど。
ただし、ここで注意なのはオリーブオイルにはこだわること。ぜひエキストラバージンオリーブオイルを使っていただきたい。これでもう美味しさが保証されたも同然なのだ。
ピエトラ・コロンビナ
トスカーナ州産の実を使用したオリーブオイルの「ヌーボー」
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。