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「バル」といえば、スペインやイタリアの軽食喫茶店や酒場のことを指します。「おうちバル」と謳うこの企画ですから、仲間や家族とワイワイ楽しむスペイン料理を是非取り上げたい!そこで今回は、スペイン料理「パエリア」をご紹介します。
日本でもおなじみのパエリアは、野菜や魚介類、肉などとスープを炊き込んだ米料理です。私がスペインに旅行に行ったとき、ツアーで行ったせいか毎日のようにパエリアが出てきました。
お米ではなくパスタのパエリアもありましたが、お米のように小さな粒状にしたパスタが使われていて見た目はほぼ同じでした(笑)。とにかくパエリアが、バルを生み出したスペインの代表的な料理であることは間違いありません!
別の機会のことですが、友人からもらったスペイン土産は、「パエリア鍋」でした。おそらくスペインのご家庭には、パエリア鍋が常備されているのでしょう。
レシピ付きでいただいたのですが、材料に「ウサギ肉」と書かれていて、どこで買えるのかしばし悩んだ思い出があります。「なければ鶏肉」と書かれていて助かりましたが……。
私は偶然もらいましたが、日本の家庭にパエリア鍋なんてそうそうないですよね?その代わりに、日本の家庭に比較的よく置かれている物……。
そうです。今回は、ホットプレートで作るパエリアのレシピをご紹介します。
ホットプレートを使えば、テーブルを囲んだみんなで役割分担して、ワイワイ楽しみながら作れますよ。いい匂いがしてきたら、それだけでお酒が進んでしまいますよね。
今回はエビ、あさり、イカで作りますが、別のシーフードでも、もちろん鶏肉で作ってもおいしいですよ。
1. お水にサフランを入れ、20分程度置きます。
2. 小さめのフライパンや鍋にあさりと白ワインを入れ、蓋をして中火にかけます。あさりの口が開いたら、あさりとスープに分けておきます。
3. ホットプレートを中温にし、オリーブオイル(分量外)を引きます。エビと、5㎜~1㎝程度の輪切りにしたイカを入れ、焼き色がついたら取り出します。(イカの皮の口当たりが苦手な方は切る前に除いておきます)
4. にんにくは芽があれば取ってみじん切り、玉ねぎは粗みじん切りにします。洗わずそのままのホットプレートにオリーブオイル、にんにく、玉ねぎを入れ、中温で加熱し、玉ねぎが半透明になるまで炒めます。
5. 4に米を加え、ざっと炒めて全体にオリーブオイルを馴染ませまてから、1と、2のスープ、コンソメ顆粒、塩、トマト缶(カットトマトならそのまま、ホールトマトならつぶして)を加えてひと混ぜします。
6. 3のエビとイカ、ワタと種を取って5㎜幅に切ったパプリカを載せ、蓋をして低めの中温で15分程炊きます。
お米を少し食べてみて、まだ固いようなら少し水を足して、さらに2~3分加熱してください。水分が残っている場合は、蓋を開けたまま加熱を続け、少しおこげができるまで水分を飛ばしましょう。
7. 蓋を開け、2のあさりと半分に切ったプチトマトを盛り付けます。蓋をして5分ほど蒸らして完成です。お好みでレモンやパセリをあしらうと更に彩りよく仕上がります。
オリーブオイルとサフランの香り、魚介の旨味、あったかいトマトの甘味が絶妙です。食べ進めていくうちに口の中がしょっぱくなったら、レモンをかじるとリセットされます。あ、その前にワインでリセットしちゃうか?パエリアには、カヴァがいいかな。皆さんもぜひ、ワイワイ楽しみながら作ってみてくださいネ。
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ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。