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洋食屋さんの定番人気メニューの一つに、ブイヤベースがあります。ブイヤベースは言わずと知れた、トマト風味のシーフードスープです。オリーブオイルを使った料理ですし、これってイタリア料理?と思う人も多いのではないでしょうか。
実はブイヤベースはイタリア料理ではなく、フランス料理です。イタリアにはブイヤベースと非常に似ているけれどちょっと違う、「ズッパディペッシェ」という別の料理があります。
ブイヤベースはセロリやサフラン、ローリエなどの香味野菜と一緒にシーフードを煮込んで作るトマトスープです。レストランで食べると高級感溢れる味で、とっても美味しいですよね。
一方のズッパディペッシェは現地では「漁師のごった煮」とも呼ばれていて、ブイヤベースよりももう少しシンプル。玉ねぎとシーフードを煮込むだけの、自宅でも簡単にできるトマトスープなのです。材料も作り方もシンプルなので、是非挑戦してみてください。
「漁師のごった煮」というくらいですから、シーフードは基本的に何を入れても構いません。その時手に入った貝類、甲殻類、白身魚をどんどん入れちゃいましょう。
1. 海鮮の下ごしらえをします。あさりは砂抜きして、よく洗っておきます。エビは殻をむき、背ワタを取っておきます。イカは内臓を取り除き、輪切りにします。タラは食べやすい大きさに切り分けます。玉ねぎとにんにくは、みじん切りにします。
2. フライパンにオリーブオイルを中火で熱して、にんにくを入れて炒めます。香りが立ってきたら玉ねぎを加えて、よく炒めます。
3. 2にエビ、イカ、タラを加えて炒めます。
4. 3に白ワインを入れて煮込み、アルコールを飛ばします。
5. 4にホールトマト、水、コンソメを入れます。
6.5にコンソメ、あさりを入れて蓋をして、15分ほど弱火で煮込みます。
7. 水分が減り、味がなじんできたら完成です。ズッパディペッシェは必ずパンを添えてお召し上がりください。
6工程まで分けましたが、正直細かいところは気にしなくて大丈夫です。結局のところ、玉ねぎと海鮮を炒めて、ホールトマトと白ワインで煮込めば美味しいズッパディペッシェができちゃいます。ポイントは味が強い貝類や白身魚を選ぶことくらいでしょうか。
イタリア料理の中でも、パスタのように茹で加減や塩加減を気にしなくて良くて、ただグツグツ煮れば出来るので難易度はかなり低めといえます。お料理初心者でも失敗が少ないメニューですので、気軽に作ってみてください。
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