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いよいよ猛暑がやってきた。天気予報によれば平年より暑く、しかも10月まで暑さが続くということで、なんとも気が重い。去年のような熱波が襲ってきたら闘う自信がない。日本は熱帯化していくのだろうか…
とはいえ、そうも言っていられないので頑張らなければならない。これから長丁場の暑さと闘うためには、まずは食事だろう。そこで世間でよく言われる”スタミナが付く”ニンニクものを考えた。
調べてみるとニンニクには、”アリシン”という成分が含まれている。
アリシンはエネルギー産出や疲労の蓄積を抑えるビタミンB1の吸収を促進するので、疲労回復に効果があると言われていて、確かに夏バテには効くようだ。
アリシンを最大限に摂り込みたいなら、すりおろしが一番だという。ただし、すりおろしてから10分以内に食べないとアリシンが空気中に放出されてしまうので、すりおろしたらすぐ食べた方が良いのだが、そんなに都合よくいかない場合は、すりおろしてからオリーブオイルを注いで空気を遮断すると、アリシンを閉じこめることができる。
これならアリシンたっぷりのニンニクとオイルを好きな時に料理に使えるからとても便利だ。
ニンニク料理といっても、焼き肉は時間がかかるし、後始末も大変だ。そこで忙しいときにうれしい一品になる簡単漬物を考えた。
選んだのは旬の夏野菜、きゅうりとセロリ。特にキュウリは体を冷やす効果があるので暑い時ほどおいしく感じられるのだ。
これは本当に時短で簡単。夕食にあと一品ほしいな、という時にぜひ作っていただきたい。サラダと違って、しっかり味がしみ込むし、たくさん食べられる。なお、今回は塩麴を使っているが、なければ醤油でOK。
【材料】
【作り方】
1.きゅうりは5cmぐらいの短冊に切る。セロリは筋を取ってきゅうりと同じ大きさに切る。
2.ニンニクと鷹の爪を輪切りにしておく。
3.ジッパー付き保存袋に2と酢、塩麴、オリーブオイルを入れてよく混ぜ、そこに1を入れて少し揉んでから冷蔵庫に入れる。1時間ぐらい漬ければできあがり。朝漬けて、夜食べてももちろんおいしい。
今回味の肝にもなるオリーブオイルは、ちょっとぜいたくに今年初しぼりの夏のオリーブオイル・ヌーボー、アロンソ・ヌエボを使った。
少しの苦味とスパイシーな香り、最後にふわっとくるフル―ティな余韻の切れ味がよく、スーパーで買った3本198円のきゅうりと1本100円のセロリをワンランク上の味に引き上げてくれた。
塩麴との相性も良く、おそらく和食にもぴったり合うだろう。次は正統派和食に使ってみたい。
アロンソ・ヌエボ エキストラバージンオリーブオイル
チリの稀少な早摘みオリーブを、ノンフィルター製法で作ったエキストラバージンオリーブオイル。チリより空輸でお届けいたします。
ノンフィルター製法のSNS搾りたてを空輸
国際コンクールで2年連続最高金賞を受賞
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。