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マヨネーズを作るのは手間、作り方が難しい、そんなイメージのある方も多いかと思います。しかしポイントさえ抑えれば実は簡単に作ることができ、失敗(分離)しても修正が効くことをご存知ですか?
ポイントは、栄養士が教える、本当に美味しいフレンチドレッシングの正しい作り方同様にオリーブオイル(油)を少しずつ入れることとよく混ぜること!
今回は材料にオリーブオイルを使用しましたが、オリーブオイルでつくったマヨネーズは冷蔵庫に入れると固まってしまうため、作り置きしたい場合はサラダ油で作ると一週間くらい保存可能になります。お子様のいるご家庭では、混ぜる回数等を決め、一緒に数を数えながらやると楽しく作ることができますよ。
1.卵黄に塩、酢を入れ混ぜる。
2.オリーブオイルをティースプーン1杯入れ、泡立て器でよく混ぜる。
3.綺麗に混ざったら、またティースプーン1杯のオリーブオイルを入れ泡立て器でよく混ぜる。この作業を何度も繰り返す。徐々にサラサラした液体から、重みを増したクリーム状のマヨネーズっぽくなってきます。
オリーブオイルを使用しているので、市販のマヨネーズに比べて少し黄色い感じに仕上がります。
ちゃんとレシピ通り作ってみたけれど、マヨネーズっぽく出来上がらなかった…。分離してドロドロにならなかった…。そんな時でも大丈夫です!
私も今回、このレシピを紹介するにあたり久しぶりに作ったため1回目は失敗しました(笑)が、失敗したマヨネーズの改善方法は卵黄を追加することです。
卵にはコレステロールが多く含まれています。しかし卵黄に含まれるレシチンには、血中コレステロール抑制効果、中性脂肪を下げる作用があり、老化や認知症予防にも役立つ栄養素です。健康な人なら一日2~3個程度の卵を食べても血中コレステロール値への影響はほとんどありません。
また、卵は必須アミノ酸をバランスよく含み、良質たんぱく質も含みます。さらに免疫力を高めるビタミンAや新陳代謝を活発にするビタミンB群も豊富に含まれています。
マヨネーズはカラダにいい卵を手軽に美味しくいただく調理法のひとつです、是非手作りに挑戦してみてください。
新じゃがのおいしい時期です。お酒のおつまみなどスキレット等を使って作るとちょっとしたパーティーにも喜ばれるようなおしゃれで簡単なアイオリソースがけレシピをご紹介しますね。
このアイオリソースとは、にんにく、卵黄、オリーブオイル、レモン汁を混ぜた南フランス発祥のソースで、ガーリックのパンチがありながらも酸味がある、食べたら癖になるソースです。小さなお子さんでも美味しくいただけますよ。
※オーブンを180度に温めておく。オーブンがない場合はトースターやコンロについているグリルでも可能です。
今回は旬の新じゃがを使用しました。新じゃがは皮もやわらかいため土を綺麗に洗ってそのまま食べることができます。ただし、じゃがいもの芽が出ている場合は、深めに綺麗に取り除いて下さい。じゃがいもの芽には、ソラニンという有害物質が含まれており、めまいや腹痛といった中毒症状が出てしまうため注意してください。
【参考文献】
『新しい栄養学』 著者:吉田企世子、松田早苗 (高橋書店 2014年)
たまごとコレステロール -科学的根拠に基づいた知見-
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。