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本格的なイタリアンをつくろうと思っても、自宅では材料が揃わなかったり、難しそうだったりして、なかなか手が出せない方もいるのではないでしょうか。料理初心者も、新婚さんも、家事に育児に大忙しのママも、日ごろお料理しない男の手料理にも、とにかく簡単で美味しいイタリアンレシピをご紹介するこの企画。今回はイタリアンの代表格、アクアパッツアの登場です。
アクアパッツアと聞いて、どんなお料理かイメージがわきますか?
誰もが聞いたことがあると思いますが、明確にイメージできない方も多いこの料理。基本的には「イタリア流・白身魚の蒸し焼き」です。白身魚を焼いてから、白ワインで蒸します。でもさすがはイタリア。ただ蒸すのではなく、味が深くなる貝類やトマト等を入れるのです。
骨から良い出汁がでるので、本来は白身魚を一匹まるごと蒸すのですが、ご家庭で魚を一匹買ってきて下処理をするのは大変です。なので、今回はスーパーで売っている真だらの切り身で作ってみました。十分美味しかったですし、食べやすくて家族にも大好評でした。
今が旬の夏野菜と自宅にある調味料だけをつかって、超簡単にアクアパッツアを作ってみましょう。
【材料】(2人分)
【作り方】
1.真だらには塩を少々ふります(分量外)。あさりは砂抜きして、よく洗っておきます。プチトマトは洗っておき、黄パプリカは、食べやすい大きさの短冊切りにします。
2.フライパンにオリーブオイルを中火で熱して、にんにくを入れて炒めます。香りが立ってきたら、真だらの切り身を入れて、両面を香ばしく焼きます。
3.2にあさり、プチトマト、黄パプリカ、白ワインを入れ、蓋をして5分程度蒸します。
4.煮汁が減ってきたら、塩コショウをふって味を調え、バジルを散らせば完成です。
いかがでしたか? とっても簡単でしょう?
編集部のおススメは、敢えてお皿に盛らずにフランパンのまま食卓にドーンと出す方法です。というのも、蒸した魚は柔らかいので崩れやすく、きれいに盛り付けるのが案外難しいのです。それに蒸す段階で材料をほどよく散らしておけば見た目もキレイだし、盛り付ける必要がなくなって簡単だし、洗い物も減るしで、良いことずくめです。
下ごしらえさえしてしまえば、あとはフライパンに材料を順に入れていくだけなので、最近はバーベキューで作る料理としても人気なんだとか。是非お試しください。
ピエトラ・コロンビナ
トスカーナ州産の実を使用したオリーブオイルの「ヌーボー」
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。