目次
アスリートやダイエッターが大好物の鶏の胸肉。良質の動物性タンパク質が摂れる上に、低カロリーの理想的な肉です。
でもあのパサパサはちょっと食べにくいですね。脂がないから、モモ肉に比べて旨みも薄い。まるで修行僧のように、茹でたものを無理して丸かじりしているボディビルダーもいます。
パサパサは嫌だから、市販のサラダチキンかな…と思っても、なんだか味が作られすぎててすぐ飽きる。そんな方にオススメなのが塩麹漬けです。
最近では塩麹もすっかりおなじみになっていますが、私は鶏の胸肉こそ、塩麹で調理すべきと思っています。なにしろ、塩麴に漬け込んでから調理すると、プリップリのシコシコ!色も薄ピンクでみずみずしく、何しろ塩麹の旨みを十分吸っておいしくなるのです。これを使って簡単おつまみを紹介しましょう。
塩麹に漬けるのも、低温調理もジップロック1枚と鍋1つで完結です。肉はすべてジップロックの中で調理するので後片付けもラク。酒のアテをつくるときには、後片付けが簡単じゃないとね。しかも今回は包丁を使わずに手で裂くのでまな板も不要。こうするとまるでソフトさきいかのような食感。オイルをかけるとしっかりなじんで、味も抜群によくなります。
以下、材料と作り方をご紹介。
1. 鶏胸肉をジップロックに入れ、そこに塩麴、ローリエ、ローズマリーなどの香草を入れてよくもみ、塩麴をなじませて3~5日間、冷蔵庫で寝かせる。
2. 鍋にたっぷりの湯を沸騰させ、そこにしっかり密封した1を入れて火を止める。鍋にふたをして冷えるまで放置。
3. 完全に冷えたらジップロックから出し、手で細く裂く。塩麴でしっかり漬かった鶏は繊維の通りにきれいに裂ける。
4. 3をボウルに入れ、ピンクペッパーなどスパイスやローズマリーを加え、エキストラバージンオリーブオイルをかけてさっくりと混ぜてできあがり。
今回はエキストラバージンオリーブオイルの”LUISA”を使用しました。鶏胸肉のあっさり感をLUISAのコクで補うというのは、絶妙のコンビネーションです。他のエキストラバージンオリーブオイル、たとえばオリーブクエストでもよいし、特に筋肉トレーニングをしている方やダイエットをしている方は、MCTオイルでもとてもおいしくできあがります。
漬け込む時間はかかりますが、なにしろジップロックの中に肉と塩麴を入れて冷蔵庫で置いておきさえすればおいしく漬かりますし、あとはでかける前に袋ごと湯に入れてふたをしておけば、帰って来た頃にはできあがっているという楽チン料理。
ぜひ試してみてください。
ワインやビールが進む、進む。あ~満足。
有機エキストラバージンオリーブオイル ルイーザ(LUISA)
有機栽培オリーブ果実100%のエキストラバージンオリーブオイル
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。