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美食の国、フランス。フランスでおなか一杯美味しい料理を堪能したい。
でも、フランスは物価が高く、消費税率も20%!※
食事に関しては軽減税率もありますがミシュランの星が付いた高級店となると、ランチでも€100前後はかかるみたい。。。
とてもじゃないけれどそれは無理なので、フランスの人々が普段たべているお料理ってどんな味がするのだろう?そんな想いにかられて、私たちと同じようなフランスの皆さんが利用していそうなお店で、朝昼晩とたくさんお食事をしてきました。
まずは前編、ルマンとパリでのごはんです。
お店:La Grianotine(ルマン)
食べたもの
セット €5.5 (ハムとモッツァレラのパニーニ、クロワッサン(いちごジャム入り)、 Liptonのアイスティー)
この日は、パリについて最初の1食目。ランチはフランスの景色と一緒に楽しみたいということで街に合ったパン屋さんでパニーニを購入。たくさんの種類がありましたが無難にハムとモッツァレラを選択。しっかりその場で焼いてもらったので、アツアツのチーズはとてもおいしく、パンの焼き加減も最高でした。
ところが、大外れしたのがクロワッサン。てっきり本場の普通のクロワッサンだと思っていたのだけれど、一口かじってみたら、中にはいちごジャムが!このジャムが微妙なお味。。。ということで、半分以上残してしまいました。ちなみにフランスは水が硬水なことが多く、それが苦手なので飲み物はアイスティーを選択。
ランチが遅かったことと、長旅で疲れていたこともあり、ホテルについて速攻寝てしまいました。
お店:Le Nemours(パリ)
食べたもの
ブレックファストセット €13
(クロワッサン、バター入りのパン、フレッシュオレンジジュース、エスプレッソ)
食べ終わったあとに知ったのですがこちらのお店はアンジェリーナジョリーとジョニーデップが共演した映画「ツーリスト」のロケ地にもなった有名なお店。ルーブル美術館のそばにあり朝の9時にこちらのカフェには入ったのですが、早い時間にもかかわらず、結構混んでいました。まさに庶民の朝ごはんのお店といった感じです。
注文したのはブレックファストのセット。嬉しいのが、搾りたてのオレンジジュースがついてきたこと。コーヒーが苦手な私にとって朝からフレッシュジュースが飲めるのはありがたい!メインのクロワッサンはシンプルな味わい、、、というか、バターの香りやこんがりとしたパンの香りがほとんどなく、あまり美味しくありませんでした。これなら日本の街のパン屋さんのほうが美味しいんじゃないかなと思います。
お店:La Solita Taverna(パリ シテ島)
食べたもの
ブラックオリーブときのこのアーリオーリオ €10
グラスワイン(白) €3.5
この日は日曜日。街中のお店が締まっているのでパリの観光へ。先日、火災で話題になったノートルダム大聖堂の近くにあった小さなイタリアンへ。
ヨーロッパにいったら、やっぱり本場のパスタが食べたいですよね。フランスのパスタってどんな味がするのかな?ということで、フランスで最初にパスタをいただいたのがこのお店。
ところがやっぱりメニューはフランス語オンリー。全く読むことができないので注文するのは大変でした。しかたがないので店員さんと英語で相談。しかし、これも店員さんが話す言葉は英語ではなく。おそらくはフランス語オンリー??(もしかしたらイタリア語?)
悪戦苦闘の末、とにかく食べたかったペペロンチーノ、きのこ入り、オリーブオイルたっぷりを注文。
グラスの白ワインを飲みながら5分ほどでそこで出てきたのがこちら。注文に反してオイル少なめ、でもまあこんなものかとワクワクしながら、最初の一口をパクリ!
えええええええええええ!!!!!!!!!!
ナニコレ!?フランス人って、こんなパスタを食べているの?期待を大きく裏切る不味さにがっかり。パスタがゴムのようで味が全くついていない。二口で、食事を終了してしまいそうになりました。少なくともこれより不味いパスタを日本で食べたことはありません。やっぱり観光地のレストランってどこでもこんなものなのかなぁ。。。
お店:Kadoya(パリ)
食べたもの
かつ丼 €13
この日は行きたかったパリのワイナリーへ。他にも徒歩でたくさん観光してきました。天気も良く、パリの美しい街並みは飽きることなく歩き回れます。
たくさん歩いで夜ホテルに戻るころにはへとへと。たまたま日本人街の近くにホテルをとっていたのでどうしようかと悩みつつも今夜は日本料理屋さんに入ってしまいました。入って驚いたのは、店内はアジア人ではなくフランス人で溢れかえっていました。ヘルシーなイメージのある和食はフランスでも人気なのですね。
私たち日本人にとって、海外で食べる日本食はあまり期待できないお店がのほうが多い気がしますが、ここの「かつ丼」はイケる!おいしかったです。特に、海外でいただく和食はお米に難ありなお店が多い印象ですが、お米の粒も大きくしっかりしていて、日本人だなぁ~と思い出させる食べ応えでした。ちなみにごはんのボリュームは松屋の牛丼並と同じくらい。でもお味噌汁はなんか味がへん?コンソメっぽい味がしましたけれど、とにかくしっかり食べて明日に備えます。
お店:Bonne Journée(パリ・リヨン駅)
食べたもの
ハムとチーズのパニーニ €5
リンゴジュース ※こちらは近くの自動販売機にて購入 €2
リヨンへ向かう朝が来ました。リヨンへの期待を膨らませながら、朝ごはんは簡単に新幹線の中で済ましました。
ところで、フランスの新幹線といえばTGVが有名なのですが、2017年に改名されINOUI(イヌイ)とローコストなOuigo(ウイゴー)なったそうです。
パリやリヨンを始めとしたフランスの主要都市巡りには最適な乗り物ですね。ちなみINOUIを使えばパリとリヨンまで約2時間。パリからの日帰り観光もできてしまいますね。
思ったほど車両がキレイじゃないTGV・INOUI
INOUIの乗り心地は日本の新幹線同様とても快適ですが、とにかくあまりきれいではなく、窓もかなり汚れていて、外の景色も見づらい感じでした。もうちょっと景観を楽しみたかったなぁ。ということでもう少しでリヨンへ到着です。
※脚注
日本貿易振興機構 ジェトロ
フランスの価格表記は、全て税込価格です。
税込価格を表示しているためフランスではあまり気にしている人はいないようですがこのような付加価値税(日本でいう消費税にあたるもの)と軽減税率となっています。
付加価値税
(VAT、フランス語では、la Taxe sur la Valeur Ajoutee:TVA)
標準税率
(20%):大半の工業製品、加工製品および一般サービスに適用(一般税法典CGI278条)
軽減税率
10%:食用を除く農水産品、住居の改築工事、レストランなど一部のサービスなどに適用(一般税法典CGI第278-bis条、278quater条、278sexiesA条、278septies条、279条)
5.5%:食品、書籍、身体障害者用機器などに適用(一般税法典CGI第278-0bis条、278-0bisA条、278sexies条)
特別税率
(2.1%):一部の医薬品などに適用(一般税法典CGI第281quarter条~281nonies条)
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。