目次
寒い日が続きますね。
そんなときは家でゆっくりと鍋でもつつきたいところ。今回ご紹介したいのはオリーブオイル鍋です。簡単にいうと鍋にオリーオイルをかけたもの。オイルなんて太るとおもわれがちですが、上質なオイルは美肌にぴったりな成分がたっぷりはいっていて、冬の乾燥しがちな時期にはぴったりなんです。油効果で保温効果もあるんですよ。
巷ではトマト、チーズなどのイタリアンなオイル鍋が定番的ですが、今回紹介したいのは秋田を代表する鍋「きりたんぽ鍋」です。きりたんぽとは、すりつぶしたご飯を杉の棒に巻きつけて、囲炉裏で焼いたもので、これを比内地鶏やせりなどと煮ます。
<スープ>
1. 鍋に鳥手羽元、長ネギの青い部分、生姜スライス、酒、水を入れて火にかける。沸騰してから中火で60分煮て出汁を取る。灰汁が出てきたら取る。
灰汁を取ることで、臭みやえぐみを取り除くことができますよ。水が少なくなってきたら、水を足しましょう。
2. ボウルに炊いたご飯を入れ、麺棒に塩水をつけながら熱いうちに半殺しにする。 半殺し??はんごろしとは、半分潰すという意味です!!(笑)
塩水をつけることで、粘り気が出てまとまりやすくなりますよ。
3. 手に塩水をつけながらごはんを4等分し、割り箸につける。伸ばしながら押し付けるようにつけましょう。
4. フライパンにオリーブ油を薄くしいて3を入れ、中火で焼き色がつくまで転がしながら焼く。焼き色がついたら熱いうちに割り箸を抜く。
5. 青ネギの白い部分は斜め切りに、せりは4cm幅に切る。ごぼうはささがきにして酢水につける。まいたけは食べやすい大きさに手で割く。鶏は一口大に切る。 酢水につけることで、黒ずむのを防ぎます。ただつけ過ぎると旨味も逃げてしまうので、5分位で大丈夫。
6. 包丁を濡れた布巾で拭きながら、きりたんぽを切る。
7. 鍋に1のだし汁(1200ml)、醤油、みりん、酒、塩、1の手羽元、昆布を入れ、火にかける。沸騰したら昆布を取り出す。
8. 鶏肉、水気を切ったごぼうを加え、火を入れる。しらたき、舞茸、長ネギ、きりたんぽ、せりを加え、一煮立ちしたら完成。せりの根っこは香りが良く、美味しくいただけますので、ぜひいれてみてくださいね。
9. 食べる直前にオリーブオイルをかけます!量はおこのみで!きりたんぽが汁をすうと和風リゾットのようで、これもまた美味!!
ピエトラ・コロンビナ
トスカーナ州産の実を使用したオリーブオイルの「ヌーボー」
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。