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おつまみの定番、枝豆は今が旬の食材です。栄養豊富で旨味があり、ついつい手が止まらなくなってしまいますよね。
生の枝豆、どのように調理していますか。茹でている方はもったいない!栄養も旨味も逃しているかも知れません。今回は「蒸し枝豆」をご紹介します。蒸すことで栄養をキープし、甘みもアップ。また、その蒸し枝豆を使ったお手軽おつまみも3品ご紹介します。
枝豆は完熟前の大豆を収穫したものです。そのため、野菜と豆のいいとこ取りができるんです。例えば、野菜ではなかなか補えないたんぱく質が豊富。肉や魚に比べ脂質が少なく、良質なタンパク源です。
枝豆のたんぱく質の中には、ほかの栄養素と一緒にアルコールの分解を促進し、肝臓の代謝を助けるはたらきがあります。枝豆がアルコールと相性がよい、お通しとして愛されている理由はこんなところにもあるかも知れませんね。
また、豆ではあまり補えないビタミンA・Cなども補うことができるほか、食物繊維なども豊富。ついつい栄養バランスが偏りがちなおつまみの強い味方です。
まず準備するものはキッチンばさみ。枝付きのものでなくても、豆ぎりぎりの部分をはさみで切っていきます。そうすることで切り口から水分が入り、中の豆がふっくらと仕上がります。
その後水でさっと洗ったら塩を振りかけ、揉み込みます。こうすることで周りの産毛を取り除き、軽く塩味をつけます。その後流水で塩を洗い流します。
枝豆をフライパンに入れ、ふたをし弱火で火を付けます。焦げないようたまにフライパンを揺すりながら、7~8分蒸したら完成です。
蒸す際は水を入れなくてOK。弱火で加熱することで、枝豆が持っている水分で蒸され、ふっくらとした仕上がりになります。
なぜ茹でてはいけないのか?蒸すと何がいいのか?その疑問にお答えします。
枝豆には、水に溶けやすいビタミンやミネラルも多く含まれています。なかでもビタミンCは、茹でることでゆで汁に栄養が流れてしまい、その量は半減してしまいます。水を使わず蒸すことで、栄養が水に溶け出ることなくキープ。
また、焼き枝豆もおすすめです。中火で焼き目をつけた後、弱火で蒸し焼きにするだけで香ばしい枝豆ができあがります。
蒸し焼きにすることで温度変化が緩やかに。枝豆はさつまいもなどと同じように、ゆっくり加熱することで酵素が活性化し、糖を作る性質があります。お湯で茹でると急激に温度が上がってしまうため、酵素が働く時間が短くなってしまいます。その分蒸し枝豆は、このはたらきのおかげで甘みアップに繋がります。
ここからは、この蒸し枝豆を使ったお手軽おつまみを3品ご紹介します。全て上記の方法で蒸した枝豆を使っているので、事前に調理をしておいてくださいね。
2人分
1. 蒸し枝豆はさやから豆を出しておく。
2. とうもろこしは皮を剥き洗い、ラップにぴっちり包む。600Wの電子レンジで4分加熱し、そのままあら熱が取れるまで置いておく。あら熱が取れたら実をほぐす。
3. フライパンにエキストラバージンオリーブオイルを熱し、枝豆・とうもろこしを炒める。2分ほど炒めたら、塩胡椒でシンプルに味付けをし、完成。
蒸して甘みが強い枝豆と、旬のみずみずしいとうもろこしを合わせたソテー。シンプルにエキストラバージンオリーブオイルと塩・胡椒のみで味付けをし、素材の旨味とオリーブオイルの香りを楽しみます。彩りがいいので食卓やお弁当を華やかにしてくれますよ。
2人分
1. 明太子はほぐして皮を取り除き、★の調味料と混ぜておく。
2. 蒸し枝豆はさやから豆を出していく。
3. ちくわは縦半分に切り、溝に1のめんたいマヨ、2の枝豆の順にのせていく。
4. オーブントースターで5分焼いたら完成。
時短おつまみの強い味方、ちくわを使ったレシピです。明太マヨにエキストラバージンオリーブオイルを加えることで、焼いたときにちくわの香ばしさとオリーブオイルの香りが引き立ちます。
オーブントースターで作ることができ、片手で食べられるのでおすすめです!ほかに味噌マヨやケチャップマヨなど、さまざまな味付けを楽しめますよ。
2人分
1. 蒸し枝豆はさやから豆を出していく。
2. 耐熱皿にクッキングシートを敷き、ピザチーズを広げる。その上に枝豆をのせ、胡椒を振る。
3. 600Wの電子レンジで3分加熱する。その後様子を見ながら30秒くらいずつ、チーズがカリカリになるまで加熱する。
4. そのまま冷ましたら手で食べやすい大きさに割って完成。
ピザチーズと枝豆のみを使用したお手軽レシピ。電子レンジのみで作れるので、火も使いません。加熱後すぐは柔らかいですが、冷ますことでカリカリになり、手で簡単に割ることができます。無限に食べられますが、塩分とカロリーが高めなので食べ過ぎ注意です!
冷凍枝豆も栄養価が高く優秀なアイテムですが、やはり旬の枝豆の味は別格。面倒でも枝付きで買うのがおすすめです。また、「だだちゃ豆」などブランド品種も多く流通しているため、食べ比べしてみるのもいいですね。
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ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。