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2020年8月14日

ホホバオイル、スクワランオイル、アルガンオイルなど、美容オイルの取り入れ方と種類って?

ホホバオイル、スクワランオイル、アルガンオイルなど、美容オイルの取り入れ方と種類って?

美容の意識が高い女性の中ではすでにマストアイテムにもなっている美容液ですが、その効果・効能をきちんと理解していますか?今回は、たとえプチプラの美容液でも、取り入れる手順次第で肌への効果を上げる方法をご紹介。主成分となる油の種類のほか、髪の毛や肌など…用途別で使用する際のポイントもご紹介します。

油が美容に使用される理由って?

「肌は保湿が大切」と言いますが、保湿には水分だけを補えばいいわけではありません。肌に無数に存在する毛穴からは、常に皮脂が分泌しています。そして、肌に薄い膜のように広がることによってバリアの効果がある皮脂には、その文字の通り、「あぶら」が含まれています。つまり肌はもともと油分をもっているということですから、オイルは成分的にとても肌になじみがいいのです。

また、肌は細胞がレンガ上に重なり合うことで形成されています。レンガの”溝”を繋ぐ細胞間脂質は油との相性がいいので、オイルの浸透率がいいのです。ですから、オイルを肌に塗布すると、オイルに含まれた美容成分がスムーズに細胞間へ浸透するという特徴からも、オイルが美容アイテムに使用される理由がわかりますね。

さらにオイルは、水分の蒸発を防ぎます。ですから肌に塗布することで、肌から水分が蒸発することを防ぐ効果も。肌との相性がよく、浸透も保湿も叶うんですから、美容オイルは是非取り入れたいスキンケアアイテムですよね。

美容オイルは、使う順番で効果が違います!

油と肌の関係性や特徴がわかったら、次に大事なのは、どうやってそのメリットを最大限に活かすか、ですよね。ポイントは、スキンケアにオイルを取り入れるときの順番と方法です。使い方次第でオイルの効果はもちろん、ほかのスキンケアの効果もアップすることができるので、是非自分に合う方法を見つけてくださいね。

スキンケアの「最後」に使うと、保湿力アップ

美容オイルの使い方の基本は、化粧水などを使ったあとにプラスする方法。水分を逃がさず”フタ”になる特徴を活用します。ただし、1度に使う量は自分の肌との相性を見ながら調整して。たとえばニキビ体質な人は、油分をたっぷり肌にのせるとニキビが悪化してしまう場合もあります。使う商品にもよりますが、オイルは少量でもしっかりベールをつくるので、最初は1度に1~2滴から始めてもいいでしょう。

ちなみに、ファンデーションなど化粧品にちょっと混ぜて使うのも手。保湿力があるので化粧ノリをよくし、しっとり感が夕方まで続くでしょう。

スキンケアの「最初」に導入液として浸透力を上げる

油分はフタになるほかに、浸透を助ける働きも。「先に油分を塗ったら、化粧水をはじいてしまわない?」と思われがちですが、先にうっすらオイルを塗布すれば、そのあとのスキンケアがしっかり肌になじむようになるでしょう。

効果と相性で選ぶ、自分に合ったオイル美容液の種類って?

一口に美容オイルといっても、その油の種類などで成分や特徴が異なり、肌への効果が変わります。種類ごとに、その特徴と、おすすめの使い方を見ていきましょう。

植物性で軽い着け心地の「ホホバオイル」

ホホバの木の実から取れる、ホホバオイル。人の皮脂にも含まれる「ワックスエステル」が主成分で、その含有量は全体の約20%。よって、肌なじみがとてもいいのが特徴です。高い抗酸化作用が期待でき、紫外線からの保護効果も。比較的安価で、プチプラライン含め幅広いメーカーが取り扱っているので、手に取りやすいアイテムです。

未精製の黄色い「ゴールデンホホバオイル」のほうが成分がしっかり含まれていますが、肌の弱い人には精製済みの「クリアホホバオイル」のほうが安心でしょう。

しっかり肌を覆う「スクワランオイル」

ちょっと前からよく聞くようになったスクワランオイルは、深海鮫の肝油から取れる炭化水素油「スクワレン」が主成分。オリーブからも取れる成分ではありますが、かなり希少です。スクワレンは人ももつ成分で、皮脂膜をつくるのに欠かせません。膜になる成分ですから、肌の水分の蒸発を抑えるという意味で、化粧水の後に取り入れるほうがおすすめ、また、スクワランオイルには、紫外線や汚れなどの刺激から肌を守る効果も期待できます。

肌なじみがいい油脂の「アルガンオイル」

モロッコの一部にしか育たないといわれるアルガンの木。その実の種から取った油脂を主成分とするのが、アルガンオイルです。育つ区域の限定ささながら、種から摂れるオイルの量もごくわずか。希少にもかかわらず人気が高いのは、肌に優しい油脂が主成分であることも理由です。

アルガンオイルは油脂に分類されるタイプで、油脂はなじみが良く、肌をふっくらと仕上げてくれるのが特徴。その分密度があるかと思いきや、さらっとした軽い感触なので、化粧水前の「ブースター」として使うのがおすすめ。また、「オイルは重くもったりし過ぎてて苦手」といった人にも、比較的使いやすいタイプといえるでしょう。

オイルは肌以外の場所にとっても美容アイテムになる!

美容面で「オイル」というと、一般に肌に使うものを指すように思いますが、じつは髪や爪などにもとってもいい成分なんです。商品にもよりますが、是非顔だけでなく、髪や爪のケアにも取り入れてみて。とくにおすすめなのが、「ヘアマスク」。ホホバオイルなどを少量地肌と髪になじませて、ラップで覆って数分待ちます。シャンプーで洗い流せば、しっとりツヤのある髪に。乾かす前に少量オイルを塗布するのもおすすめですよ。

効能や成分・テクスチャー・順番を工夫して、最大限に美容オイルを活かして

いかがでしたか?
一口に「美容オイル」といっても選び方や使い方で、期待できる効果は大きく変わります。いろいろ試してみるのも手ですが、美容オイルの中には、高価なものも。事前にこの記事を読んで、自分の求める&自分に合うタイプを知っておけば、きっともっと”美への近道”になるはずですよ。

企画:オリーブノート編集部
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ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
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