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中鎖脂肪酸という言葉を耳にしたことありますか?コロナ禍での運動ブームで、今にわかに注目を集めている健康キーワードです。
中鎖脂肪酸は油の主成分の一つで、脂肪酸は『分子が鎖状につながった構造をしており、その「長さ」で分類することができます。一般的な油に含まれている脂肪酸は分子の鎖が長いため「長鎖脂肪酸」と呼ばれています。これに対して、鎖の長さがその約半分の脂肪酸を「中鎖脂肪酸」と呼びます。中鎖脂肪酸はココナッツオイルに約60%含まれているほか、母乳や牛乳にも含まれて』いる油になります。
(日清オイリオ参照:https://shop.nisshin.oilliogroup.com/products/detail/00013285)
今回使用したのは、消化吸収がよくエネルギーになりやすい中鎖脂肪酸100%の食用オイル、日清オイリオのMCTオイルです。このオイルはエネルギーとして素早く分解され体に蓄積されにくいのも嬉しいポイント。無味無臭なので料理の味も変わらずとっても使い勝手の良いオイルです。
このオイルを使って、これから暖かくなる季節にぴったりの冷製パスタをご紹介します。
<トマトソースを作る>
1. フライパンにオリーブオイルとみじん切りにしたにんにくを入れ、弱火でにんにくの香りが立つよう火にかけます。
火が強いとにんにくはすぐに焦げてしまうので、フライパンを火にかける前にオリーブオイルとにんにくを加えておくと失敗しにくいです。
また、にんにくの香りが立って火を止めてもオイルの余熱でどんどん火が通ってしまうので、香りが立ったところで火を止めて、小さじ1〜2程度のオリーブオイルを追加で加えるとそれ以上にんにくに火が通るのを止めることができます。
2. 香りが立ったオイルにトマトソースを加えて、塩で味を整えます。
使用するトマトソースが加塩か無塩か確認して適量加えてください。冷製パスタの場合、温かい料理よりも塩分を感じやすくなりますので、少し薄いかなくらいの味付けで大丈夫です。お好みで、バジル、パセリ、ローリエなどのハーブを加えても美味しいです。また、塩の代わりにコンソメを使うと味にコクがでます。その場合は一人あたり小さじ1です。
3. 一度沸騰するまで火にかけてから、弱火で混ぜながら5分ほど煮詰めます。
トマトソースにしっかりと熱を加えることで、オリーブオイルとの乳化を促進し酸味を抑えて旨味が引き立つトマトソースに仕上がります。
4. 火を止めて、ボウルなどに移し替え一旦冷蔵庫などで冷やしておきます。
<カッペリーニを茹でる>
5. 大きめの鍋にたっぷりのお湯を沸かします。塩は入れなくて大丈夫です。
6. カッペリーニを加え、2分間茹でます。
7. 茹で上がったらザルに取り、流水で冷やします。充分に冷えたら手のひらで押す様にしてしっかりと水を切ります。
水気が残っているとソースが薄くなってしまいますのでしっかりと切るようにしてください。
<ソースと和える・盛り付ける>
8. 冷やしたトマトソースにしらす、ブラックオリーブを入れ、水を切ったカッペリーニを加えます。
9. そこにMCTオイルを適量加えます。(初めてご使用される方は小さじ1程度から徐々に増やす様にしてください)
10. ボウルの中でよく混ぜ合わせましょう。
11. お皿にちぎっておいたサニーレタスを敷き、盛り付けて完成です。
今回のポイントは、にんにくを焦がさずに上手に香りを立てトマトの酸味を旨味に変えるこのひと手間にあります。このひと手間で市販のトマトソースがお店の味に変わるので面倒臭がらずにぜひ試してみてください。
トマトは和洋中とどんな料理にも使え、リコピンなどの健康効果も大注目の万能食材です。程よい酸味と甘味がオイルとの相性も抜群でパスタでは最もよく使われる食材です。
そのトマトを冷製パスタにする事でさらにさっぱりと食べることができ、これから夏に向けての季節にぴったりのレシピになっています。
カッペリーニがなければそうめんで作っても美味しいですよ。ぜひこの春にお試しください。
記事:オリーブノート公式アンバサダー shingomeshiさん
食器とキッチン雑貨を扱う調理器具の玄人が作る、男目線の手作り料理。イタリアンの厨房で腕を奮ってきた経験からパスタのレシピは豊富です。趣味と気分転換を兼ねて、妻と娘専属シェフとしていつも楽しみながら料理をしています。
日清MCTオイル
美容や運動に関心の高い方の良質なエネルギー補給に
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。