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2021年5月11日

シビ辛!簡単なやみつきよだれ鶏でおうち本格中華

シビ辛!簡単なやみつきよだれ鶏でおうち本格中華

麻婆豆腐やエビチリ、担々麺など日本人になじみ深い中華料理はたくさんありますが、私のお気に入りはよだれ鶏。茹で鶏にラー油や花椒などの辛味が効いた旨辛だれをかけた一品は、これからの暑い時期にもぴったり。その名の通り、よだれが出るほどおいしいとも言われており、ぜひたっぷりの野菜と一緒に食べて欲しい料理です。

今回は日本人が食べやすいよう、また家庭で作りやすいようアレンジしたレシピをご紹介します。パサつかない鶏肉の茹で方や、やみつきのたれの秘密も解説しているので、参考にしてみて下さいね。

  • ルイーザ(LUISA)
  • ルイーザ(LUISA)

シビ辛!やみつきよだれ鶏のレシピ

材料(2人分)

  • 鶏肉(もも・むねどちらでも) 300g
  • もやし 1/2袋
  • きゅうり 1本
  • 人参 1/3本
  • 青ねぎ 少々
  • ねぎの青い部分 1本分
  • 生姜 1かけ
  • ★おろしにんにく 小さじ1/2
  • ★おろししょうが 小さじ1/2
  • ★醤油 大さじ2
  • ★黒酢 大さじ2
  • ★砂糖 大さじ1
  • ★豆板醤 小さじ1
  • ★食べるラー油 小さじ1
  • ★ごま油 小さじ1
  • 花椒・七味など お好みで

作り方

1. 人参、きゅうりは千切りにする。青ねぎは小口切りに、生姜は薄切りにする。

2. 鍋にお湯を沸かし、沸騰したらねぎの青い部分、生姜、鶏肉を入れる。

ねぎの青い部分、生姜、鶏肉を入れる

3. 沸騰してから3分加熱し、裏返し再度沸騰して3分経ったら火を止める。ふたをして、あら熱が取れるまでそのまま置いておく。

4. 耐熱容器にもやし・人参を入れ、ふんわりラップをして600Wの電子レンジで1分半加熱する。

600Wの電子レンジで1分半加熱する

5. 4を冷まし、水気を切ったらきゅうりと混ぜ、冷やしておく。

6. ★の調味料を混ぜ、たれを作る。

たれを作る

7. 3のあら熱が取れたら食べやすい大きさに切る。

8. うつわに4を盛りつける。

盛りつける

9. その上に鶏肉を盛り付ける。

鶏肉を盛り付ける

10. 6のたれをかけ、青ねぎ、花椒を振り完成。

たれをかけ、青ねぎ、花椒を振り完成

よだれ鶏は四川料理のひとつで、中国語で「口水鶏」と書きます。その名の由来はいくつかありますが、この料理を思い出すだけでよだれが出てくるほどおいしい、という意味があります。

本場では中国醤油や紹興酒、花椒などを合わせたたれをかけ、パクチーをのせた料理ですが、家庭で作りやすいようアレンジしています。食べやすいよう青ねぎを使用していますが、好きな方はパクチーをトッピングして本場の味に近づけて下さいね。

また野菜も食べられるようもやし・きゅうり・人参を合わせ、旨辛たれを余さず楽しめるレシピにしました。まさによだれが出るような、やみつきになる一品です。

ここからは調理のポイントを解説していきます。

調理のポイント

茹で鶏はしっとりジューシーに

シンプルながら意外と難しい茹で鶏。加熱しすぎるとパサパサに、加熱が足りないと生焼けになってしまします。また低温調理も流行っていますが、生焼けだったり、火が通っていても雑菌が繁殖して食中毒の原因となったりと、正しい知識がないと危険な調理法です。

今回はむね肉を使用しました。しっかり加熱後、冷めるまで置いておくことでしっとりジューシーに仕上げました。よだれ鶏だけではなく、サラダチキンや棒々鶏などにも活用できます。

茹で汁も捨てずに活用

鶏肉を茹でた茹で汁は、鶏の出汁がたっぷりで捨ててしまうのはもったいない!今回は鶏がらスープの素、わかめ、いりごまを加えて即席のわかめスープにしました。中華スープやラーメンスープを割るのに使ったりと、色々活用できますよ。

たれの決め手は食べるラー油

今回はたれにさまざまな調味料を配合していますが、決め手は食べるラー油。一時は大ブームになったヒット商品ですが、私は今でもお気に入りで家に常備しています。カリカリのフライドガーリックと、「辛そうで辛くない、でも少し辛い」味付けがよだれ鶏にぴったり。見た目は辛そうですが、食べるとそこまで辛さはなく、すぐにまた一口食べたくなる、やみつきのたれに仕上がっています。さらに辛さを出したい場合は豆板醤の量を調節したり、辛いラー油を加えるなどして調節して下さいね。

香辛料の最後の一振りでシビ辛に

本場は麻婆豆腐などにも使われる四川料理に欠かせない香辛料、花椒を使っています。花椒は別名四川山椒とも呼ばれ、しびれる辛さが特徴。スーパーの香辛料売り場にも置いてありますが、なかなか家庭では使わないですよね。
今回私が最後にかけた香辛料は山椒七味。花椒ほど辛味はなく、ピリリとした刺激に生姜やしそ、柚子の爽やかな香りが広がるお気に入りの香辛料です。食べる前に一振りすることで、香りが飛ばずにしびれる辛さを楽しめますよ。

まとめ

香辛料やにんにくの香りが食欲をそそり、夏バテ気味の時にもおすすめしたいよだれ鶏。たれを少し濃いめにして、そうめんやうどんアレンジで食べるのもおすすめです。辛いものを食べて、これからの季節を乗り越えましょう。

企画:オリーブノート編集部
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