目次
毎日の献立作りに嫌気がさしているお母さま方。レパートリーが少なくて悪戦苦闘している皆さま。
もしも、献立が和食の一汁三菜がベースになっているのであれば、イタリアン(西洋料理)の考えを取り入れることで料理に対する負担が少し軽くなるかもしれません。
そんな今回のテーマは「現代の日本人が家庭料理にイタリアン(西洋料理)を取り入れるべき理由」です。
和食って共働きやシングルマザーの多い現代の忙しい日本人において、かなり難易度の高いジャンルだと思うんですよね。。
実は私も専業主夫として家族のために毎日ご飯を作っていますが、ほとんどイタリアン(西洋料理)風。実は・・・煮物やおひたしといった和食はほとんど作りません。
なぜなら・・・難しいから!!
どのように難しいのか、いくつか理由をあげてみましょう。
こんなところでしょうか。
勘違いして欲しくないのですが、決して和食を否定しているわけではなく「私が苦手だと思う理由」です。
少し具体的に説明していきます。
品数が多くないと映えないんですよっ!泣
和食は「膳」形式で、全ての料理を同時にテーブルに並べるスタイルが一般的です。そのためどの料理がどのタイミングで仕上がるのか逆算し、効率よく調理を進めていく必要があります。
全体の見栄えをよくするためにはある程度品数も必要なので、更に難易度は上がり、洗い物も増えていきます。
上記の理由もあってか、和食は冷めてもおいしい(冷めた時においしくなる)ように少し濃い目の味付けをします。全ての料理がそろって、実際に食べる時間にあわせて味付けを変えるのはもはやプロの技術です。
揚げ物、出汁のとり方、飾り切りや野菜の下処理も「和食」は特に丁寧な作業が必要となる場合が多いのです。
中でも日本家庭の味を代表する「煮物」。煮物は冷める工程で味が染みるので、よりおいしく食べるためには必然的に時間が必要です。
和食の強みは何と言っても昆布や鰹節、煮干しなどの「和風出汁」。強いうま味と香りをもちますが、熱に弱く沸騰させると風味が飛んでしまいますので沸騰は厳禁。微細な温度調整やタイミングが重要になります。
反面、イタリアンのトマト煮込みなどは、煮込む目的が「煮物」と少し違うので多色グツグツ煮込んでも風味が消えることはさほどありません。
以上4点「私が和食を家庭で作らない理由」です。
和食を食べるのは大好きなのですが、子供の面倒を見ながら作るには少し手間がかかりすぎてしまうのでつい敬遠しがち・・・
つまり作らないのではなく作れない!要領の悪い私の逃げです。笑
私が良く作るのはパスタ、サラダ、ブルスケッタ、ミネストローネ、お肉のロースト。
こういったイタリアン(西洋料理)の家庭料理とそのスタイルが現代の日本人に合うんじゃないかな?と思う理由は以下3つ。
イタリアン(西洋料理)は前菜~メインディッシュを一品ずつ提供する流れを意識した「コース料理形式」が基本なので、1品ずつでも映える(許される)料理がたくさん。
サラダ・スープ・パスタだけで十分な献立ですし、お肉と野菜のたっぷり入ったパスタのようにオールインワンでオシャレな料理1(+バケット)でも品数が少ない事への罪悪感を感じにくいです。
オリーブオイルと塩、ビネガー。味付けの基本はコレだけ。
イタリアンやフレンチなどの(西洋料理)考え方は素材の味の味を活かす事です。
このようにシンプルで簡単な調理法が多いんです。
また、使用する調味料の数も少なく、素材の味を活用するので味が大きくぶれることが少ないのも嬉しいポイント。
イタリアン(西洋料理)はバターやオイルをたっぷり使用した高カロリー、高コレステロールといったイメージを持つ方が多いのですがイメージよりもずっとヘルシー。
オイルと言ってもバージンオリーブオイルを使用すれば身体を内側からキレイにする効果がありますし、魚介やビネガー(お酢)、チーズ、フルーツなどをレシピが多くいので非常に栄養バランスの良い食事となっています。
「イタリアンはレストランで食べるもの。作るのは難しそう。。」
そう思っている方は是非、私のInstagramアカウントのレシピを参考にしてみてください。
元プロですが適度に手抜きしながら、お家で作れる本格パスタのレシピ動画など紹介しています。
ぜひ1週間に1回でも献立・食事様式にイタリアン(西洋料理)を取り入れてみてはいかがでしょうか?慣れてくるときっと生活に馴染み、和食への応用でレパートリーもさらに広がってくると思います。
イタリア料理は日本人との愛称が非常に良い料理なので、その本質に触れる記事はまた別の機会で。
献立作りに追われるお母さん達の毎日が少しでも楽になりますように。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。