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ドイツパンというと、どんなパンを思い浮かべますか? 実は、ドイツはパン大国。国民1人あたりの年間消費量はヨーロッパトップクラスで、パンの種類も1500種類を超えるといわれています。日本で一般的なふわふわのパンとは違い、ずっしりと重みがあり、黒っぽい見た目が特徴です。
今回は、ドイツパンに馴染みがない人でも、ドイツパンを美味しく楽しめるレシピを紹介します。
ドイツパンによく使用されるライ麦は、小麦と比べて食物繊維が豊富で、ビタミンB群やミネラルなどの栄養素も豊富に含んでいます。少量でも満足感があり、噛めば噛むほど旨味が感じられるのもドイツパンの魅力です。また、サワー種という発酵種を使用して作られるため、特有の酸味があります。
ライ麦粉が90%以上配合されており、ずっしりと重厚感があるのが特徴です。酸味やクセも強いので、薄くスライスして、コクのあるチーズや味が濃いめの料理に合わせるのがおすすめ。ヒマワリの種やオーツ麦など、雑穀を混ぜ込んだものもあり、非常に栄養価が高いパンです。
ライ麦粉と小麦粉が50%ずつ配合されています。ずっしりとしたドイツパンらしさはありますが、ライ麦のクセが主張しすぎないので、ライ麦パン初心者でも食べやすいです。
プレッツェルは、腕をくんだような独特の形をしています。ラウゲン液に漬けてから焼くため、表面が赤褐色をしているのも特徴です。日本でも人気で、ドイツパンの中でも一番馴染みがあるのではないでしょうか。ライ麦は使用しませんが、小麦粉、イースト、塩、水から作られるノンオイルのパンなので、ヘルシーといえるでしょう。表面には岩塩がまぶされているので、ほどよい塩加減が美味しく、ビールやソーセージとの相性が抜群です。
鉄分が豊富なレバーで作るレバーペースト。生クリームやバターを使用するものも多いですが、今回は乳不使用で美味しくできるレシピにしました。
1. レバーは水にさらして、筋や血の塊を取り除き、一口大に切る。たまねぎ、にんにくは薄切りにする。
2. フライパンにオリーブオイルとにんにくを熱し、香りがたったらたまねぎを加えしんなりするまで炒める。
3. 水気を取ったレバーを加え、火が通るまで炒める。
4. 白ワイン、ブイヨン、塩、ブラックペパーを加え、炒めながら水分を飛ばす。
5. 粗熱がとれたらフードプロセッサーでなめらかにする。
6. お皿に盛り、お好みでピンクペパーをのせる。
味わい深いライ麦パンとレバーペーストは相性抜群です。オープンサンドにするも良し、ワインと合わせて大人な楽しみ方をするも良し。クセになる美味しさを楽しんでください。
薄くスライスしたライ麦パンにキャロットラペをのせたオープンサンド。ライ麦パンに具材をのせたオープンサンドは、北欧ではスモーブローと呼ばれ親しまれている定番料理です。
1. にんじんは、ピーラーで薄くスライスする。くるみは4つ割程度に砕く。
2. クミンシードは、弱火で1〜2分乾煎りして香りを引き出す。
3. 1に2と、レーズン、オリーブオイル、レモン汁、塩、ブラックペパーを混ぜ合わせ、にんじんがしんなりするまで5〜10分ほどなじませる。
4. ライ麦パンにクリームチーズを塗り、キャロットラペをのせる。
にんじんの甘さにクミンのエスニックな香りがアクセント。くるみとレーズンも入っているので、パンにも良く合い、香ばしさや甘さも楽しめる味わいになっています。キャロットラペは、密閉容器に入れて3〜4日冷蔵庫で保存できるので、作り置きにもおすすめです。
カリーブルストは、ソーセージにカレー粉やケチャップをかけた、ドイツの名物料理です。ビールに合うおつまみとして人気ですが、プレッツェルと合わせるのもおすすめ。カレー粉とケチャップをかけるだけでも簡単にできますが、今回はより本格的な美味しさを楽しめるレシピにしました。
1. ソーセージは斜めに数本切り込みを入れ、半分に切る。たまねぎ、にんにくはみじん切りにする。
2. フライパンにオリーブオイルとにんにくを熱し、香りがたったらたまねぎを加えて、きつね色になるまで炒める。
3. カレー粉を加えて炒め合わせ、ケチャップ、白ワインビガー、水も加えて煮詰める。
4. フライパンにオリーブオイル(分量外)を熱し、ソーセージを炒め、4をからめる。
5. 器に盛り、カレー粉(分量外)をふりかける。
ジューシーなソーセージにスパイシーな香りが食欲そそる味わい。プレッツェルの塩気と合わさった絶妙な美味しさを、ぜひ、楽しんでください。
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