目次
いつ起こるか分からない災害。関西育ちの私ですが小学校の頃、阪神大震災の経験をしました。幸いにも私の地元は大した被害もなく、家も無事でしたがそんな経験もあってか、常に非常食を家でも備えるようになり、防災の意識がこの小さい時の記憶と経験から、芽生えるようになりました。
日常生活でもそうですが、どんな災害が起ころうと生きている限り、食べるという行為は消えませんし、やはり人間にとってどんな状況でも「食」というのはそれだけで、生きていく活力になる大切なものだとしみじみ感じています。
備えあれば憂いなしと言いますが、いざというときのために日頃から備えておくと安心です。そんな非常食を活用し、非常時でも調理できるレシピをご紹介していきます。
最初に、鍋とポリ袋で鍋を使って炊くごはんの炊き方をご紹介します。鍋でごはんを炊く方法を覚えておくと、電気が使えない時でも役立ちます!オリーブオイルを使ってアレンジできるおしゃれレシピもご紹介しますので、いざというときに備えてこの機会に非常食に関心を高めつつ、試してみてくださいね。
最近は、非常食もさまざまな種類や味も増え、バラエティー豊かになりました。
今回は写真の商品を使用しましたが、お家にあるものやご自身のお好みのものを使ってみてください。
1. ポリ袋を3重にし、米と水を入れ30分程浸しておく。(お米のぬか臭さも消えます)
2. ポリ袋の中の空気を抜き、余裕をもたせて口をしっかりと縛っておく。
3. 鍋に水を入れて、火にかける。
4. 鍋が沸騰したら皿(ポリ袋が鍋に直接当たらないように)を沈め、ポリ袋を湯の中に入れ、15分程煮る。
5. 火を止め、蓋をして15分程余熱で加熱する。
6. 鍋からポリ袋を取り出して、10分ほど蒸らす。
7. 器によそって、できあがり。
普段は、炊飯器でお米を炊くことが、ほとんどだと思いますが、鍋で炊くとまた違った美味しさを味わうことができます。少し固めに仕上がりますが、それも美味しいですし、やわらかめが好みの方は、水加減を普段より多めにするなど調節してみてください。
非常時は、お米を炊く際に使用した水などをできる限り、洗い物などに使い回すようにすると有効に活用できます。
非常時でも、白ご飯だけだと味気なく感じることもあるかと思います。ここではポリ袋で炊いたごはんと日頃から備えておきたい、乾物や缶詰といった備蓄食材を組み合わせたアレンジレシピをご紹介します。
実際に被害にあったときは、配給のおにぎりを配られることもあるかと思いますが、そのおにぎりを使っても、作ることができることを想定したレシピにもなっています。
アレンジレシピにも挑戦してみて、非常食の楽しみ方も知ってくださいね
1. ポリ袋に乾燥ひじきと水を入れ、全体になじませ、戻しておく。
2. ひじきが戻ったら1の袋を開け、余分な水分を絞り出し、水気を切っておく。
3. ラップに戻したひじきの半分の量を先に載せておく。その上にごはんを広げ、またその上に残りのひじきを載せ、混ぜながら握る。
4. スプーンなどを使って、おにぎりの両面にオリーブオイルを塗っておく。
5. フライパンに4のおにぎりを並べ、両面を焼いていく。両面に焼き色がついたらできあがり。
乾物であるひじきとオリーブオイルを使った、焼きおにぎりのレシピです。ポリ袋でひじきを戻すことによって、ボールを使うよりも、少量の水の量できちんと戻すことができます。
オリーブオイルを使うことで、上品でリッチな味わいを楽しむことができます。ツナ缶やコーン缶などを使って、組み合わせてみたりとバリエーション豊かに楽しんでみてください。
1. 鍋に水とコンソメを入れ、沸騰させる。
2. 1にごはんを入れ、混ぜ合わせる。
3. 焼き鳥缶の中身とタレを加え、全体をよく混ぜ合わせる。
4. 弱火にし、チーズを加え全体にとけたらできあがり。
焼き鳥缶を使った和と洋の風味が味わえる簡単リゾットです。焼き鳥缶のタレまでしっかり一緒に入れることで、チーズとオリーブオイルとのコクともあいまって濃厚な味を堪能できます。缶詰は手軽ですぐに食べられるところが非常時でも重宝されます。日頃から、自分の好みの缶詰をストックしておくと安心です。
甘いものやおやつは非常時でも大切な活力になります。非常食の代表的な存在の乾パンとオリーブオイルを使った簡単おやつレシピを紹介していきますので、非常時のおやつのレシピにも挑戦してみてくださいね。
1. フライパンにオリーブオイルを入れ、乾パンを焼いていく。
2. 焼き色がついたら裏返し、こんがり焼き色がついたら火を止める。
3. 焼いた乾パンに片方にカレー粉と粉チーズ、もう片方には、シナモンを密閉容器に入れ、まぶしてできあがり。
甘い味とスパイシーな味の2種類が楽しめる乾パンの簡単なおやつレシピです。
乾パンをオリーブオイルで焼くことで、バリっと香ばしく、風味豊かな味わいになります。
そのまま食べても乾パンは、十分美味しいですが、少しアレンジして食べるとリッチな気分にもなります。今回は、粉チーズ×カレー粉とシナモンの2種類の味わいで作りましたが、他にもお好みでナッツ類を混ぜてみたり、ハーブソルトやココアパウダーで味を変えるのもおすすめです。
他にも、おやつとして長期保存できるクッキーやあめなども用意しておくと、非常時に助かります。
いつ起こるか分からない災害にも備えて、この機会に家にある非常食を使って、美味しく活用してみてくださいね。
有機エキストラバージンオリーブオイル ルイーザ(LUISA)
有機栽培オリーブ果実100%のエキストラバージンオリーブオイル
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。