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先日大手レシピサイト「クックパッド」が2023年の食トレンド予測を発表して話題になっています。2022年から引き続き韓国発のトレンドが人気で、オリーブノートでも以前ご紹介したロゼ料理(流行の韓国風パスタ「ロゼクリーム」の定番レシピ&おすすめアレンジ)も入っていました。
その中でとても気になったのが「米粉」。2009年ごろに流通量が増加。第一次米粉ブームでは、米粉パンや米粉スイーツなどがブームになりました。正直「今さら米粉?」と思ったのですが、深掘りすると「第二次米粉ブーム」に納得の理由がありました。
今回は米粉の利点や使い方、おすすめレシピなどをご紹介していきます。
2022年はとにかく物価高騰の年だった気がします。毎月どこかの企業が値上げを発表しニュースに。食費が上がった、と実感する方も多かったのではないでしょうか。
その波は小麦にも。国際相場の高騰や円安の影響により、輸入小麦の値段が上昇。米粉はほぼ100%国産で、安定して供給できるため、小麦粉の代わりに米粉を使うシーンが増えているそうです。なるほど、再ブーム予測も納得です。
米粉とは、その名の通り米から作られる粉です。米を細かく砕いて作られたもので、小麦アレルギーのある方でも安心して食べられることでも人気に。現在では一般的なスーパーで購入することができます。米粉の特徴やメリットについては以下になります。
モチモチ食感
米粉の特徴はなんといってももっちり感。米粉で作られたパンは、小麦で作られたパンと比較してモチモチしているのが特徴です。
油の吸収を抑える
米粉は小麦粉や片栗粉と比較して、粒子が細かいのが特徴。油を吸収しにくいので、から揚げなどの揚げ物がカラッと仕上がります。揚げ物は衣が多ければ多いほどエネルギーが高くなるので、米粉を使うことで薄衣にできます。
日本の食を支える
輸入品が多い小麦粉の代わりに、国内で生産されている米粉の消費を上げることで、食糧自給率アップに貢献できます。お米の消費量を増やすことで、水田を守ることにもなります。
米粉はパンやスイーツ、麺類などさまざまな用途で使用できます。基本的には小麦粉の代わりに、という使い方で大丈夫です。魚や肉にまぶす小麦粉や、ホワイトソースを作る際に使う小麦粉も、米粉で代用できます。今回は米粉を使ったお好み焼きのレシピを紹介します。
1. サラダチキンは食べやすい大きさにほぐす。ねぎは白髪ねぎにして水にさらしておく。
2. ボウルに卵を割り入れ、溶きほぐす。米粉、顆粒和風だし、水を加えて混ぜ合わせる。
3. 2に1と千切りキャベツを加えて生地が全体に絡むよう混ぜる。
4. サラダ油を熱したフライパンに3を流し、ふたをして弱中火で5分ほど焼く。
5. ★の調味料を耐熱容器に入れてよく混ぜる。ラップをしないで600Wの電子レンジで20~30秒加熱する。
6. 4を裏返して、さらに数分焼く。
7. 5のたれを表面に塗る。
8. マヨネーズをかけて火を止める。ねぎ、刻み海苔をトッピングして完成。
お好み焼きはお好み焼き粉で作るのが定番ですが、米粉と卵で簡単に作ることができます。お好み焼き粉は用途が限られてくるので、米粉で作るのがおすすめです。
今回は米粉のもっちりとした味わいと「米」に合うよう、照り焼きチキン風のアレンジにしました。なかにはコンビニでも購入できる千切りキャベツとサラダチキンを入れて、思い立ったらすぐに作れるレシピに。覚えておくと時間のない夜ご飯や、お米炊いてない!という日にも大活躍します。
オリーブノートでは米粉を使ったレシピをたくさんご紹介しています。
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しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。