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韓国で話題の「コグマパン」というパンを知っていますか?見た目はまるで本物のさつまいも。紫色のパンの中にはさつまいもあんが入っています。「コグマ」といっても動物の子熊のことではなく、韓国語で「さつまいも」を意味している、まさにさつまいもパンなんです。
日本でもコンビニで販売されるなど、その存在が広まりつつある韓国グルメのひとつ。自分で作るなんて難しそうに思うかもしれませんが、実はおうちでも簡単に作れちゃうんですよ!ぜひ、コグマパン作りにチャレンジしてみてください。
まずは中身のさつまいもあんを作りましょう!レンジで加熱したさつまいもと材料を混ぜ合わせるだけで簡単にできあがります。パン生地を発酵している間に作っても良いですよ。
1. さつまいもは皮をむいて1cm幅程度の半月切りにし、5分ほど水にさらす。
2. さつまいもを耐熱容器に入れてふんわりとラップをし、レンジ600Wで5分ほど加熱する。
※竹串がすっと刺さる固さになるまで、加熱時間は調整してください。
3. 砂糖、塩、牛乳、エキストラバージンオリーブオイルを加えて、つぶしながらなめらかになるよう混ぜ合わせる。
※さつまいもの固さに合わせて、牛乳の量は調整してください。
4. 冷めたら4等分にしてさつまいもの形に丸め、ラップをしておく。
次にパン生地を作りましょう。さつまいもの皮をイメージした紫芋パウダー入りの生地です。
1. ホームベーカリーに強力粉、紫芋パウダー、砂糖、塩、ドライイーストを入れ、水を加えてこねる。
※ドライイーストと塩は触れないように配置する。水は常温のものを使用、室温が低いときはぬるま湯を使用してください。
2. 5分ほどこねたらエキストラバージンオリーブオイルを加えて、さらに10〜15分ほどこねる。
3. 生地がなめらかになったら丸めて密閉容器に入れ、温かいところ(約30℃)で2倍程度になるまで一次発酵させる。
※手ごねで作る場合は、ボウルにオリーブオイル以外の材料を入れて軽く混ぜ合わせたら、オリーブオイルも加えてよくこね、なめらかな生地を作ってください。生地を薄く伸ばしても破れなければOKです。
4. 生地を4等分にして丸め、10〜15分ベンチタイムをとる。
※生地が乾燥しないように、ボウルや固く絞ったぬれ布巾をかぶせる。
パン生地が完成したら、いよいよ成形です!さつまいもらしい形にし、表面に紫芋パウダーをまぶしてひげ根の穴をつけるのがポイントです。
1. 生地を12cm程度の長さの楕円に平たく伸ばす。
2. さつまいもあんを置き、あんを包むように生地を合わせてしっかり閉じる。
3. バットなどに紫芋パウダーを入れ、生地を転がすようにして表面に紫芋パウダーをまぶす。
4. とじ目を下にしてクッキングシートを敷いた天板に置き、温かいところ(約35℃)で30〜40分発酵させる。
5. 少しふっくらとしたら、箸で穴を作る。生地を破らないように刺してください。
※あまり大きくは膨らまないので、生地を触ってみてふわっと柔らかくなっていればOKです。
6. 180℃に予熱したオーブンで13〜15分焼く。
焼き立てを割って食べると、まさに焼き芋みたいです!さつまいもの香りと甘さが感じられる味わいで、本当にさつまいもを食べているような不思議な美味しさです。
両端は少し細く、真ん中はぷっくりさせると、美味しそうなさつまいもになりますよ。ひげ根の穴は、生地を破らないように注意しながら、しっかりと穴を作るのがポイントです。
紫芋パウダーとは、紫芋を乾燥させてパウダーにしたもの。紫芋の鮮やかな色だけでなく、栄養価や風味がそのままパウダー状になっている自然な食品です。
馴染みがない方もいるかもしれませんが、実は、製菓材料店だけでなく、カルディーの他、ダイソーやセリアなどの100円ショップでも購入することができますよ。
<紫芋パウダーの栄養>
紫芋の栄養価はさつまいもよりも高く、特に紫色の色素であるアントシアニンが豊富に含まれています。アントシアニンはポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用があり、アンチエイジングや生活習慣病予防に役立つといわれています。さらに、目の疲れやかすみの予防など、目の健康にも効果が期待できるといわれています。また、美肌・美白にも嬉しいビタミンCも豊富に含まれています。
<使用上の注意>
紫芋パウダーを使用するときに気をつけなければいけないのがpHです。酸性の食材、アルカリ性の食材と一緒に使用すると、アントシアニンが変色してしまいます。卵白や重層などのアルカリ性である食材を使用すると青色に、レモン汁などの酸性の食材を使用するとピンク色になるので、その特製を理解した上で使用しましょう。
さつまいものほくほくとした美味しさを味わいながら、見た目のかわいさを楽しめる「コグマパン」。多少形がゆがんでもOK!むしろ、それが魅力だと思って、いろんな形のコグマパン作りを楽しんでくださいね。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。