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昔から筆者は、豆類が好きでその中でも特に小豆が好きです。そして、無性にこの時期に、食べたくなってくるのが、その小豆を使ったぜんざいです。いつからか、小豆を自分で炊くようになり、今では毎年この時期になると、小豆を自宅で炊くのが恒例になっています。
鍋などでコトコト様子を見ながら、煮るのも醍醐味を味わえるのですが、小豆を自宅で煮る作業というのは、手間がかかります。正直に言うと、筆者も「めんどくさい」と思ってしまうことがあります。そこで、今回は鍋ではなく、「炊飯器で小豆を炊いてみよう」ということで、炊飯器で小豆を簡単に炊く方法をご紹介します。火加減を見る必要がなく、小豆を炊いている時間も有効活用できるレシピです。合わせて、残ったごはんをお餅に見立て、炊飯器で炊いた小豆を使ったぜんざいレシピもご紹介します。この機会に、小豆を自宅でも、簡単に煮てみてください。
1. 下準備として小豆を洗ってから、フライパンに入れ、2〜3分乾煎りする。※目安として表面が黒ずむ程度。
2. 炊飯器に1の小豆と水を入れ、炊飯器で炊く。
3. 炊きあがったら、少し冷まし、砂糖と塩を加えて全体に広げて入れ、もう一度炊飯器で炊く。※小豆はかきまぜないようにする。小豆が芯まで柔らかくなっているか確認してから調味料を入れるようにする。固いようだったら、水が減った分だけ足し、もう一度炊くようにする。
4. 炊きあがったら、そのまま15〜20分ほど保温してできあがり。
炊飯器を使って、簡単に小豆を炊くことができました。この方法なら、頻繁に火加減や豆の固さを気にする必要がないので、とても楽に炊くことができます。炊いている時間も有効に活用できるので、小豆を煮る作業のハードルも、かなり下がるのではないかと感じました。
今回は、アク抜きも不要のやり方でやってみました。フライパンで簡単に乾煎りするだけで、小豆の渋みを少なくできる方法です。普通のアク抜きはもちろん、小豆を美味しく仕上げるために必要な作業ですが、手間も時間もかかってしまいます。
その点、乾煎りして小豆の渋を抜く方法は、手間も時間もかからない便利な方法です。また、この方法だと小豆に含まれ、抗酸化作用があるポリフェノールや血糖値をコントロールしてくれるサポニンといった栄養素も、無駄なく摂ることができます。
1回目の炊き上がりのときに、調味料を加えるときは、全体に行き渡らせるように入れるようにしましょう。このときに小豆をかき混ぜてしまうと、潰れて形が悪くなってしまうので、かき混ぜないようにすると、小豆がきれいな形で仕上がります。
炊飯器で小豆を炊く場合、玄米モードかおかゆモードで炊くと、吹きこぼれの心配もなく、1回目の炊飯で、小豆が指で潰せるぐらいの固さになるので、上手くいきやすいです。
もし、ご使用の炊飯器に玄米モードとおかゆモードがある場合は、どちらかのモードで煮ることをおすすめします。※炊飯モードでももちろん、小豆を煮ることができますが、炊飯器の種類によっては、1回目の炊きあがりの時に小豆が固いままで、再度炊かなければいけなくなる場合もあります。
小豆が固い内に、砂糖を入れてしまうとそれ以降は、いくら煮ても小豆は柔らかくなりません。これは、砂糖を入れることによって、砂糖の浸透圧で小豆の水分が抜け出てしまうためです。炊飯器で小豆を煮る方法の場合、1回目の炊きあがりのときに、必ず豆の固さを確認してから、砂糖を加えるようにしましょう。
「炊飯器で炊いた小豆を料理に使いたい!」ということで、残りごはんを使い、お餅に見立てたぜんざいレシピをご紹介します。
1. ごはんはすりつぶし、平たい円形にしておく。オリーブオイルを両面に塗り、オーブントースターで5分程焼く。※焼き加減は、お好みで大丈夫。
2. フライパンか鍋に炊いた小豆を入れ、水を加える。
3. 中火で加熱し、煮立ったら弱火にして、5分程煮たらできあがり。
お餅の代わりに、残っていたごはんをお餅に見立て、味わうことができるぜんざいレシピです。残っているごはんに、オリーブオイルを両面に塗ることで、香ばしくヘルシーなごはん餅になります。また、オリーブオイルを塗ることで、ごはんの成形もしやすくなります。ご飯の焼き加減も、お好みで調整してみてください。
アレンジとしてミルク、豆乳、抹茶のぜんざいにしてみたり、トッピングとして、きなこやすりごま、クルミ、おかきやあられを加えてもおいしくいただけます。
炊飯器で小豆は手間を省いて、簡単に炊くことができます。ぜひ、この機会に炊飯器を上手く活用して、自宅で炊いた小豆を味わってみてくださいね。
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