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この時期、山椒の実がちょうど旬を迎える頃です。筆者の実家には実は、山椒の木が2本も生えております。「なぜ山椒の木が実家に2本もあるのか」母に聞いてみると、鳥か何かが運んできていつのまにかワサワサ生えてきたとのこと。
実家に山椒の木があるおかげで、木の芽も山椒の実もお店などで買わなくても済むので、とても助かっている今日この頃です。
そんなワサワサ生えている山椒の実を母がせっせと収穫している姿を見て、なぜか「私も収穫せねば」という意欲を掻き立てられたのと、今が旬である山椒の実をじっくりと味わいたい気持ちになりました。そこで、今回は、「山椒の実と木の芽を使ったしょうゆ漬け」のレシピをご紹介します。まだまだ木の芽ももりもりとおいしそうになっていたので、木の芽も一緒に入れたレシピにしました。長期保存も可能なので、まとめて作っても便利です!ぜひ、この機会に山椒を味わい尽くしてみてくださいね。
山椒については、「山椒の旬はいつ?栄養と美味しい食べ方」にも詳しい記載が載っていますので、参考にしてみてくださいね。
「こっち側に生えている木の方が山椒の実もたくさんなっているよ」と母に教えられ、その木で収穫を開始。山椒の実を収穫していると、トゲトゲがけっこう手に突き刺さって痛いので、手袋をした方が安心です。
収穫した山椒の実と木の芽を使って、山椒のしょうゆ漬けを作っていきましょう。
1. 鍋にお湯を沸かして、ビンを煮沸消毒しておき、収穫した山椒の実を小枝から外しておく(長いものだけでOK)。
2. 沸騰した鍋に小さじ1程の塩と山椒の実を入れて、ゆでる。30秒程でOK。
3. ざるにあけ、水に1〜4時間ほどさらす。
4. 再びざるにあけて、水気をよく切る。
5. 1のビンに山椒の実を入れ、しょうゆをひたひたになるまで入れ、木の芽を散らせばできあがり。
今が旬の山椒の実と木の芽も両方使ったしょうゆ漬けができあがりました。木の芽も使うことで、より香りも豊かになります。山椒は小粒でもぴりりと辛いということわざがありますが、まさにそのことわざ通り1粒食べただけで、ピリッとした辛味が口の中に広がりました。この山椒の辛味の成分である「サンショオール」は、食欲増進効果があるので、特にこれからの暑い夏の時期や夏バテ時に食べるのがおすすめです。
また、アレンジとしてご飯に炊き込んでみたり、デザートとしてバニラアイスクリームに載せてみたりして食べるのもおすすめ。特にバニラアイスクリームとしょうゆ漬けの山椒の実は相性抜群!気になった方は、一度試してみてくださいね。
今回、ご紹介したレシピは山椒の実だけでなく、木の芽も使うことでより香りも風味もよくなります。木の芽をそのまま入れることに抵抗がある方は、包丁で刻んで入れてもOKです。
山椒の実は下記の下処理のポイントを押さえるだけで、おいしく仕上げることができます。
しょうゆ漬けにした山椒の実は、冷蔵庫で半年程保存できるのでとても便利です。また、下処理した山椒の実だけでも冷凍で1年保存できるので、まとめて保存しておけば1年中山椒の実のしょうゆ漬けを楽しむことができます。
今が旬である山椒の実は、下処理をしっかりと行うことでおいしく長期保存ができます。この機会に山椒の実だけでなく木の芽も入れ、山椒を味わい尽くしてみましょう。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。