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みなさん、この夏は「バインミー」を楽しみませんか?バインミーはエスニックな味わいが美味しい、暑い夏にもおすすめのサンドイッチです。
近年、日本でも人気が高まり、専門店なども増えてきました。定番の具材だけでなく、ローストビーフやサバ、卵など、お店ごとに多種多様なバインミーが楽しめます。具だくさんで野菜がたっぷりとれるのも魅力のひとつ。香辛料や香味野菜がアクセントになっていて、特にパクチー好きにはたまらないサンドイッチです。
自分で作るのは難しそうに思うかもしれませんが、フランスパンにお好みの具材を挟んで、パクチーやナンプラーでエスニックな味わいに仕上げればOKです。特に、パクチーも旬を迎える今の時期が、バインミー作りにもうってつけ。たっぷりの具材をサンドして、がぶっとかぶりつきましょう!
バインミーは、ベトナム発祥のサンドイッチのこと。実は、「バインミー」とはベトナム語で「パン」を意味します。ベトナムではパンというとフランスパンを指し、そのフランスパンで作るバインミーサンドイッチのことを、バインミーと略して呼ぶようになったそうです。
やわらかめのフランスパンにレバーペーストやバターを塗り、お肉などメインの具材、大根とにんじんのなます、きゅうりなどの野菜、パクチーを挟むのが一般的です。ベトナムではバインミーの屋台がいたるところにあり、手軽に食べられるファストフードとして親しまれています。
オイスターソースやナンプラーで味付けした牛肉に、大根とにんじんのなます、きゅうりを合わせた、ベーシックなスタイルのバインミーです。牛肉のエスニック炒めは下味を漬け込んで炒めるだけで、簡単に作れますよ。本場ベトナムではヌクマムという魚醤を使用しますが、日本では手に入りにくいのでナンプラーを使用するのがメジャーです。
<牛肉のエスニック炒め>
<大根とにんじんのなます>
1. 大根、にんじんは細切りにし、砂糖をもみこんで10分ほどおく。
※初めに塩をもみ込むと塩気が強くなるので、砂糖で水分を出します。
2. 水分を絞り、ボウルに入れて酢、ナンプラー、塩を混ぜ合わせてなますを作る。
3. 牛こま切れ肉ににんにく、オイスターソース、ナンプラー、砂糖、塩、こしょうをもみ込んで5分ほどおき、下味をつける。
4. フライパンにごま油を熱し、3の牛肉を炒める。
5. バゲットに切り込みを入れ、 トースターで軽く温める。
※切り込みは、少し斜め上からしっかり奥まで入れると、具材が挟みやすくなります。
6. バゲットにバターを塗り、きゅうり、牛肉のエスニック炒め、なます、パクチーを順に挟む。
オイスターソースのコク旨味の牛肉にさっぱりとしたなますが美味しく、満足感もばっちりです。
レバーパテを塗るとより本格的になります。スイートチリソースをかけながら食べても良いですよ。お好みで、パクチーやナンプラーの量は調整してください。パクチーが苦手な方は、大葉で代用すると爽やかな香りでまたひと味違う美味しさが楽しめますよ。きゅうりの下に敷くか、粗く刻んで仕上げに挟んでみてください。
ケチャップとラー油でピリ辛味に仕上げたえびを、アボカドと合わせました。えびとアボカドの定番の組み合わせは、バインミーにもぴったりです。
<ピリ辛えび>
<紫たまねぎのなます(作りやすい量)>
1. 紫たまねぎはスライスし、レモン汁、砂糖、ナンプラー、塩で和える。
アボカドは薄切りにしてレモン汁をかけておく。
2. えびは殻をむいて背わたを取る。耐熱容器に入れて酒をふり、レンジ600Wで40~50秒加熱する。
※火が通るまで加熱時間は調整してください。
3. 2にケチャップ、ラー油、ナンプラーを絡める。
4. バゲットは切り込みを入れ、トースターで軽く温める。
5. バゲットにアボカド、ピリ辛えび、紫たまねぎのなます、パクチーを順に挟む。
クリーミーなアボカドにラー油のピリ辛がアクセントになって、食欲そそる味わい。ラー油の量はお好みで調整してください。にんにくなどの具材が入った食べるラー油を使用するのがおすすめです。仕上げにライムやレモンをかけても美味しいですよ。
いかがでしたか?今回は、夏にも食べたくなるバインミーのレシピを紹介しました。エスニックな味わいで、普通のサンドイッチとはひと味違う美味しさを味わえます。ぜひ、この夏は、手作りバインミーを楽しんでくださいね。
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