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くるみパンといえば、どんなパンを思い浮かべますか?みなさん、お花のような形のくるみパンを一度は見かけたことがあると思います。今回は、そんな定番の形の「くるみパン」のレシピを紹介します。実は、お花型に成形するのはとっても簡単!誰でもパン屋さんのようなくるみパンが焼けちゃいますよ。
くるみは、ナッツ類の中でもオメガ3脂肪酸の含有量がトップクラスなのが特徴です。オメガ3脂肪酸は、人の体内では合成できない必須脂肪酸であり、食べ物などから摂取する必要のある成分です。血液循環をよくするはたらきや、悪玉コレステロール、中性脂肪を減らすはたらきなどがあるといわれ、様々な生活習慣病の予防効果が期待されています。
さらにポリフェノールが豊富なもの特徴です。なんと、ひとつかみのくるみに含まれるポリフェノール量は、赤ワイン1杯に含まれる量を上回るほど。くるみを食べたときに少し感じる渋みは、このポリフェノールによるものです。強い抗酸化作用があり、アンチエイジング効果も期待できるため、身体を健康に美しく保つために欠かせません。ビタミンやミネラル、食物繊維なども豊富で、美肌づくりや腸内環境の改善など、健康維持に嬉しい栄養がたっぷりです。
良質な脂肪を含んでいて腹持ちが良いため、ダイエット中にもよく利用されます。推奨されている1日の摂取量は、片手でひとつかみ、28g程度です。美容に良いとは言っても、脂質が多く、決してカロリーが低い食材ではないので、食べ過ぎには注意しましょう。
くるみをたっぷり練り込んだ全粒粉入りの生地を、お花型に焼き上げました。全粒粉は強力タイプを使用しましょう。なければ強力粉で代用してください。
<下準備>
粗熱がとれたらトッピング用に4つ取り、残りは荒く刻んでおく。
トッピング用はきれいな形のものを選びましょう。
1. ホームベーカリーに強力粉、全粒粉、砂糖、塩、ドライイーストを入れる。
※ドライイーストと塩は触れないように配置する。
2. 牛乳を加えて5分ほどこねたら、エキストラバージンオリーブオイルを加えてさらに10~15分ほどこねる。
<手ごねで作る場合>
ボウルに強力粉、全粒粉、ドライイースト、砂糖、塩を入れて混ぜ合わせてから、牛乳とオリーブオイルを加え、なめらかになるまでよくこねる。
3. なめらかな生地ができたら、くるみを練り込む。まず、生地を四角に広げ、半量程度をのせる。
残りのくるみをのせ、くるくると巻き込み、丸く形をととのえる。
4. 30℃程度のあたたかいところで2倍になるまで発酵させる。
5. 台に生地を出してガスを抜き、4分割して軽く丸めてベンチタイムを15~20分とる。
※固く絞ったぬれ布巾やボウルなどをかぶせて乾燥防止。
<成形>
6. きれいに丸め直し、手のひらで軽く押しつぶす。
7. ハサミで5カ所に切れ目を入れる。
※お花をイメージし、間が均等になるように入れましょう。台の上に置いたまま、スケッパーなどで切り込みを入れてもOKです。
8. 花びらのようになった部分に5カ所、横からも切り込みを入れる。
※ハサミを水で濡らしてから使うと、生地がひっつきにくく切り込みを入れやすくなります。
9. クッキングシートを敷いた天板に並べ、真ん中のくるみをのせる部分を少し押さえ、30~35℃の温かいところで1.5倍ほどにふっくらと膨らむまで発酵させる。
10. つや出しの牛乳(分量外)を塗り、真ん中にトッピング用のくるみを押し込む。
※パンが膨らんでくるみが押し出されやすいので、しっかり押し込みましょう。
11. 200℃に予熱したオーブンで12~15分焼く。
かわいいお花型のくるみパンが焼き上がりました!
大きさはお好みで、3分割にして大きめに焼いたり、5分割にしてミニサイズに焼いても良いですよ。焼き時間は様子をみて調整してくださいね。
全粒粉入りの旨味のある生地に香ばしいくるみがぴったりの組み合わせです。卵やバターは使わず、なるべくシンプルな材料で作っていますが、牛乳で仕込んでいるので、ふっくらしっとり食感にやさしい甘さが感じられます。牛乳の代わりに無調整豆乳を使用しても良いですよ。豆乳で作れば、卵・乳アレルギーの方でも食べられるくるみパンになります。豆乳で作る場合は、つや出しにも豆乳を使用してください。
いかがでしたか?今回は、お花型がかわいい「くるみパン」のレシピを紹介しました。パン屋さんでよく見かけるあのくるみパンがおうちで作れちゃいますよ。成形の工程も丁寧に説明しているので、ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。
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