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最近オシャレ系の飲食店に行くと高確率で提供されるタプナードソース。
南仏プロヴァンス発祥で、黒オリーブ、アンチョビ、オリーブオイル、ニンニク、ケッパーをペースト状にしたソースです。
パンチのある漆黒のビジュアルでスタイリッシュな存在感。
見た目に寄らずマイルドな味わいで魚介類や肉、野菜など幅広い食材に相性が良く作り置きもできて汎用性が高いです。
日本では未だあまり浸透しておらず家庭料理的にはハードル高く思われがちですが、案外身近な素材で簡単に作れるのでした!
今回は鶏胸肉を弱火でじっくり火入れしてパリパリに仕上げたチキンソテーに合わせてみました。
<チキンソテー>
<タプナードソース>
<付け合わせ>
チキンは少し前にSNSを賑わせた『30分チキン』の手法を使います。
弱火にかけ放置するだけで皮目はパリパリに身はしっとりと仕上がる神レシピ。
チキンを放置している間にソースと付け合わせを作ります。
1. 表面加工したフライパンに鶏胸肉を皮目を下に並べ肉目に塩を振って弱火に掛ける。
2. 皮がフライパンに密着するように押し付け弱火のまま30分加熱。
3. ひっくり返して3秒したら火を止めて余熱で10分放置。
※最初から最後まで蓋をしないのがパリパリに仕上げるコツ
1. 黒オリーブ、アンチョビフィレ、ケッパーをなるべく細かく刻む。
2. 小鉢大のボールに刻んだ1とニンニクチューブ、オリーブオイルを入れよく混ぜる。
1. ジャガイモ、人参、ブロッコリーを食べやすくカットする。
2. シリコンスチーマー又は耐熱容器にジャガイモ、人参を入れ軽く水を振ってラップをかけレンジで2分加熱。
3. 2の容器にブロッコリーを加えラップをかけレンジで1分加熱。
4. 水分を切って塩を振っておく。
5. パスタは表示通り茹でお湯を切り、オリーブオイル、バターを絡める。
※付け合わせもタプナードソースで楽しめるので味付けは適宜軽く塩を振ったりオリーブオイルやバターを絡めたりだけの薄味で仕上げます。
付け合わせの野菜をとパスタをお皿の周囲に並べ中央寄りにチキンを乗せてタプナードソースを掛け完成。
タプナードソース、お店で出てきた時の真っ黒いビジュアルと奥深い味わいが衝撃的でこんな簡単に作れると知った時は意外でした。
今回は材料をみじん切りにしたタルタル仕立てにしましたが、フードプロセッサーやブレンダーなどを用いてペースト状に乳化したレシピもあり、お好みで使い分けると良いでしょう。
注目度上昇中のソースで既に瓶詰やチューブに入った市販品も販売されているようですが比較的入手しやすい材料で手軽にできるのでやはり手作りがおすすめです。
肉や魚などメインディッシュに使う他、焼いたバゲットに乗せておつまみにも。
生野菜のサラダにドレッシングとしてかけたり、きのこ類のソテーや鍋物の薬味など幅広く使えます。
クリスマスや年末年始のパーティーシーンに活躍しそうですね。
記事:オリーブノート公式アンバサダー まにさん
食べ歩き飲み歩きが趣味で、立ち飲み居酒屋から高級店まで幅広く行きます。
お店で食べた料理は素材や調味料、調理法、盛り付けなどじっくり観察して再現レシピにチャレンジ。毎日の晩酌に合わせたおつまみレシピも得意です。
有機エキストラバージンオリーブオイル ルイーザ(LUISA)
有機栽培オリーブ果実100%のエキストラバージンオリーブオイル
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。