目次
トリプトファンという、食事から摂取できる栄養素をご存知ですか?
トリプトファンから生成される神経伝達物質に、セロトニンがあります。セロトニンは精神を安定させて、日中の覚醒を促す働きがあります。
また、そのセロトニンからから生成される脳内ホルモンが、メラトニンです。メラトニンは夜になると分泌量が上昇し、深部体温を下げるなどの働きで、質の良い眠りをもたらしてくれます。
つまり、トリプトファンを食事で積極的に摂取すれば、日中は精神が安定した状態でしっかり覚醒し、夜はぐっすり眠れるようになるという魔法の栄養素なのです。
トリプトファンはさまざまな食材にたくさん含まれていますが、牛肉や豚肉、鶏肉にも多く含まれているそうです。肉料理というとカロリーが気になるかもしれませんが、実は「トリプトファン」がたっぷり含まれている健康食材だったのです。
今回ご紹介するトリプトファンが摂れる肉レシピは、これ1品で肉も野菜も摂取できちゃう「チンジャオロースー」です。
夕飯のメインディッシュに最適ですが、材料を全て細切りにしておけば、あとは朝起きてからフライパン一つでチャチャッと完成するお手軽メニュー。
味がしっかりしていて冷めても美味しいので、前日の夜のうちに作り置きしておいても、お弁当のおかずにしても大丈夫の便利メニューです。
【材料】(1人分)
【手順】
1.牛肉、ピーマン、たけのこを細切りにします。焼き肉用のカルビ肉を選んでおくと、肉が分厚いので細切りにしやすいですよ。たけのこはあらかじめ細切りになって売っている商品を購入すると便利です。 (3分経過)
2.フライパンにごま油をしいて中火で熱し、牛肉を入れて炒めます。(5分経過)
3.肉の色が変わって一通り火が通ったら、一度火を止めて肉をお皿に出します。牛肉は炒めすぎると硬くなってしまうので、野菜を炒める前にこうして一時避難させましょう。(7分経過)
4.3のフライパンに残った牛肉の油分が足りないようなら少しごま油を足して(分量外)、今度はピーマンとたけのこを炒めます。ピーマンはじっくり炒めて焦げる直前くらいの方が甘味が出て美味しいので、しっかり炒めましょう。(9分経過)
5.野菜に火が通ったら、3でお皿にあけておいた牛肉をフライパンに戻します。
味つけ用の調味料(醤油、オイスターソース、酒、片栗粉)を別の容器で混ぜておいて、いっきにフライパンに入れて味つけをしましょう。(10分経過)
6. 調味料と具材がよく混ざったら、完成です!(いただきまーす♪)
この一品だけで、快眠を促す魔法の栄養素トリプトファン(牛肉)、セロトニンの合成を助けるビタミン(ピーマン)、便秘解消に効果的な食物繊維(たけのこ)が一度に摂取できちゃいます。
ほかにも、こちらのアンチョビ豚バラロールなどは、タンパク質たっぷりでトリプトファンも豊富です。オリーブオイルの抗酸化作用と相まって、快眠×アンチエイジングなお肉料理になりますね。
是非一度お試しください。
記事連携:すやすやキレイnemuromo 記事:森 裕子
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。