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市場やスーパーの店頭に柿がたくさん並ぶようになりました。通年みられる野菜や果物も多い中、たわわに実る姿や売場にドーンと並ぶ光景は旬ならではですよね。
我が家の庭にある柿の木も、たくさん実を付けてくれました。先日の台風19号にも負けることなく、落ちずにしっかりと木について頑張った柿ちゃんたち。いい色になったので収穫しました。柿って結構強いのですね。
柿は、少し早目のまだやや硬いうちは、野菜感覚でサラダや酢の物などに使うと美味しいです。
一方、たくさん買いすぎたり、うっかりしていて軟らかく熟してしまったりした柿はどのように使っていますか? 柿ジャムや、凍らせてシャーベットにするなど、甘いおやつとして使っている方が多いのではないでしょうか。
実はこの甘く熟した柿は生ハムの塩気と相性がよく、合わせると絶品おつまみに変身します。生ハムメロンは有名ですが、メロンだとお高くて、おつまみに使うにはちょっと贅沢? そこで、より気軽に楽しめるのが、日本の代表的な秋の味覚である「柿」なのです。
酒のお供に柿とは意外かもしれませんが、柿に含まれるタンニンには解毒作用や利尿作用があり、アルコールの吸収を阻害してくれます。また、ビタミンCも多く含まれるので、相乗効果でアルコールの分解・排出を促進する働きが期待でき、二日酔いの予防や解消にも役立ちます。
これは是非おつまみに取り入れたい食材ですよね!
1. 柿はへたを取り、皮を剥いて、8等分にします。種がある場合は、種も除いておきます。
2. 1に生ハムをぐるっと巻き付けます。
3. 2を皿に盛り付けます。エキストラバージンオリーブオイルをかけ、お好みで粗挽き胡椒を振れば完成です。
実は私、その名の通りの生ハムと柿だけのものを以前から作っておつまみにしていました。ですが、偶然知り合った「元シェフ」の方に「そこにエキストラバージンオリーブオイルをかけ、胡椒を振ると美味しいよ!」と教えていただきました。
身近にある食材なのに、エキストラバージンオリーブオイルがワンランク上の味と香りを添えてくれて、何とも贅沢な気分を味わえます。
今しか味わえない、季節限定のおつまみ。とても簡単なので、是非作ってみてください。
ピエトラ・コロンビナ
トスカーナ州産の実を使用したオリーブオイルの「ヌーボー」
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。