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栗の一大産地、茨城県の知人の栗畑に栗拾いに行きました。自然に任せてほったらかしの栗なので、無農薬で肥料もやっていない、けれどその割には粒が結構大きくて甘くてホクホク、しかも拾い放題!
栗畑は友人が栗を拾いやすいようにと草を刈ってくれていて、地面はとてもきれいな状態です。その地面には栗のイガが山積みになっているし、栗色ツヤツヤの実が驚くほど落ちていました。
腰が痛くなるまで頑張って、結局10kg以上(15kgぐらい?)も拾って持ち帰ることができました。
拾いたての栗は甘くないので、冷蔵庫で寝かせて1週間が経ったところで調理します。※栗を甘くする方法はこちら
ところで栗は皮をむくのが大変ですね。硬い鬼皮だけでなく、渋皮もまたやっかいです。生の状態では、包丁で力を入れてむくことになり、5、6個でもう指が痛くなります。専用の栗むきもあるようですが、大量の栗には太刀打ちできそうにありません。
そこで簡単にできそうなのを4つ試し、その結果を以下の3項目で評価します。
満点は★5つです。
(1)生ゆで法:切り込みを入れて10分ぐらいゆでてむく
(2)尻切り法:栗の尻の部分を切って5分ゆでてむく
(3)冷凍法:生のまま冷凍、熱湯解凍してむく
(4)圧力鍋法:切り込みを入れて圧力鍋で3分ゆでてむく
時間:★
実現可能性:★★★★★
むけ具合:★★
時間:★★★★★
実現可能性:★★★★★
むけ具合:★★
時間:★★
実現可能性:★★★
むけ具合:★★★★
◎渋皮も柔らかく、外皮と一緒にむけるので結構気持ちがよい。
時間:★★★★★
実現可能性:★★
むけ具合:★★★★★
注意:圧力鍋なので、わずか1分でも多くゆでると、あっという間に完全に火が通ってしまい、むく際に崩れてしまうので注意が必要。
試した4つの方法では、「圧力鍋でゆでる」がもっとも時短で、しかもむきやすいという結果になりました。前もって水に浸けておく必要もなく、時間も圧力がかかってから3分という短さ。外皮と渋皮がもっとも柔らかくなり、指で簡単にむくことができます。これが一番のおススメだと思います。
栗は拾ってすぐだと甘くありません。鮮度がいいからといっておいしいわけではないのです。次の方法で熟成させましょう。
方法はとても簡単!よく洗って水気をふき取り、新聞で包んでからポリ袋に入れ、冷蔵庫(低温)で寝かせるだけです。
栗の生産者が熟成させる際の目安温度は0度前後で1か月程度が多いようです。栗の糖化を促進し甘くするためには温度は低いほうが早く糖化が進みます。しかし、うっかり凍結させてしまうと味も落ちてしまいますので、ご家庭では冷蔵庫で1週間くらい寝かせるだけでも十分甘くなります。
この時に気を付けていただきたいのは、収穫後の栗をそのまま冷蔵保存すると、表面が乾き栗の水分が失われます。新聞紙やキッチンペーパーで包んでから、ポリ袋に入れてしっかりと口を閉じてください。また、冷蔵庫にチルド室があればそちらで保存しましょう。より糖度が上がります。
温度を下げて熟成させるとデンプンが糖分に変わって甘くなる上に、保存期間も3ヶ月位保存が可能です。沢山拾ってきたときは、小分けにして保存すると便利です。
きれいに剥いた栗を使ってイガ栗に似せたホックホクなおつまみを作ります。
そうめんでイガを表現していますから、全部美味しくいただけますよ。
揚げ油にはオリーブオイルを使い、からっとさっぱりヘルシーに揚げます。
栗はじっくり揚げると食感がホクホクでおいしいです。すり身とそうめんの塩味でいっそう栗の甘さが引き立ちます。そうめんのポリポリした衣は香ばしくて手が止まりません。なにより食べごたえもあり、おつまみにはぴったりです。
栗は栄養がとても豊富です。
美味しくて栄養豊富な生の栗を食べられるのは今だけです。栗の剥き方裏技でむいて、たっぷり食べてください。もうむくのが面倒とは言わせませんよ。
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有機栽培オリーブ果実100%のエキストラバージンオリーブオイル
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。