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こんにちは!元ナポリピッツァ職人の専業主夫パパイズムです!
今回は是非みなさまの家庭に取り入れてみてほしい調味料があって・・・ガーリック(にんにく)オイルって知ってますか?
実はこれ、プロの料理人が使うドーピング調味料みたいな存在で、これがあればお家の料理が格段に!それはもう格段に外食風にグレードアップするんですよ。
「そんなオシャレなもの作るの難しそう」
「賞味期限が短そう」
「使い切れない気がする」
「どうやって使えばいいか分からない」
「買ってきた方が早い」
こんな不安やご意見はあるかと思います。
実際「ガーリックオイルの作り方」でいろんなレシピを調べてみると、にんにくをみじん切りにして炒める・・とか、にんにくは国産が・・とか、入れる瓶を煮沸して・・など確かにちょっと面倒に感じる事もちらほら・・・
ですが!
あまり難しく考えず、細かいことは気にしなくてOK!そんなレシピをご紹介します。
今回は「一番簡単に作れるガーリックオイル」の作り方や使い方、保存方法など疑問にお応えする質問形式でご紹介していきます。
生のにんにくをフードプロセッサーで混ぜて容器に詰め、オリーブオイルを注ぐだけです!
1. にんにくを用意します。
2. にんにくの根元の硬い部分を包丁で落とします。
3. 同じ大きさのボールを2つ用意してにんにくを中に入れ、ボールを重ね合わせて30秒ほど強く振ると触らなくても皮が剥けます。
手に臭いが付かない裏技です。※鮮度により剥けにくいものがあります
4. にんにくを細かくみじん切り。紐を引っ張るだけのぶんぶんチョッパーが便利です。
ディスペンサーの穴に詰まらない程度の大きさ。ピューレ状まで細かくするとオイルに混ざりません
5. にんにくを筒状にラップで包み、ディスペンサーの中に搾り入れる。
6. にんにくペーストの上にオリーブオイルを注ぐ(割合はにんにく:オイル=3:1程度)
常温で出しっぱなしはNGですが、冷蔵庫に入れておくとオリーブオイルが固まってくれるので空気に振れる時間が減ります。我が家はオイルを継ぎ足ししながら1ディスペンサー1本で3週間は余裕で使えています。
先にオイルがなくなった場合継ぎ足しでも使えます。
一度、国産にんにくで作ったことがありますが、香りが控えめで上品すぎるのでオイルにするには不向きだし、もったいなすぎるのが私の感想です。
にんにくそのものを食べたりする場合は国産が間違いなくおいしいけれど、ガーリックオイルの用途と目的を考えるのであれば、中国産で十分だと思います。
いいえ。エキストラバージンオイルはそのものの香りが強いので、ガーリックオイルには不向き。安価でクセの少ないピュアオリーブの方がにんにくの香りを楽しめます。
基本的に「国産だから・値段が高いからおいしい」という考えは鵜呑みにせず、正しく用途と目的を知り、自分で試してみた上で判断するのがいいと思います。
にんにくに火入れするレシピもありますが、火入れして時間がたつとどうしても風味は飛んでしまいます。なので、にんにくを生の状態で漬け込むことで炒めた時に、ニンニクの炒めたてのいい香りが毎回楽しめるメリットがあるんです。
また、この漬け込んだにんにくはある程度生でも食べれます。というのもオイルに漬け込むことでにんにくそのものの香りもマイルドになるのでサラダのドレッシングにそのまま混ぜても少量なら臭いもそこまで問題になりません。
ガーリックオイルかなり便利なのですぐ使えるようにしたいんです。瓶でオシャレに保存しているのをよく見かけますが、逆になぜ瓶に入れたがるのかが謎なのです。
瓶に入れることで「フタを空けて、さじで混ぜて入れ、瓶のフタをして、さじを洗う」この工程が増えます。ディスペンサーなら「そのまま振って混ぜ、ビューッと出す」だけ。これが一番使い勝手がいいと思います。
ただ、ひとつ欠点として、冷蔵保存だとオイルが白く固まるので、ある程度常温に出していないとキレイに混ぜることが出来ません。あとよく詰まります。
購入品は香料でにんにくの香りを付けているものが多く、いいものになるとお値段が高いです。なので、作った方がはるかにコスパがいいと思います。
古いにんにく、芽が生えているものは使わない事。
中国産でもいいのですが、こういうものは注意。成分の変化によりベースとが緑色になる場合があります。食べるには問題ないらしいですがとても食べる気になれない見た目になるので必ず買ってきたにんにくをすぐにみじん切りにしましょう。
炒め物に使えばグッと味が締まるし、唐辛子を入れればすぐにペペロンチーノが完成するし・・・
使い方の応用が効きすぎるので、いくつか使用例を大まかにご紹介しておきます。
ガーリックオイルオイルを使った詳しいレシピは私のブログやInstagramにも動画付きで多数アップしていますので是非チェックしてみてください。
今回はプロがお店で使用する味の決め手「ガーリックオイル」についてご紹介しました。
数あるレシピの中でも最も簡単で、日持ちもするので1回作ってしまえばずっと活躍してくれる魔法の調味料。
今まで抵抗があってなかなか作るに至らなかった方にもおすすめしたいレシピなので、是非明日から取り入れてみてはいかがでしょうか?
毎日の食事作りが少しでも楽に、おいしくなりますように!
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。