目次
今、旬の野菜も概ね年中楽しめますが、アスパラガスの旬は春です。炒め物や、和え物、パスタ料理などにも使われますが、一手間加えるとよりおいしく頂くことができますよ。
そのための大切な一手間と、塩ゆで調理について紹介いたします。
1.根元の太い部分は固く、筋張っているので2cm程きり落とします。
2.切り口から3cm上までをピーラーで皮を剥きます。
この作業をするかしないのでは、口当たりが全然違います。
皮がかたいので、ピーラーをしていないと、筋張った繊維がのこって食感がボソボソした感じになり、火の通りも悪いくなります。
3.茹でやすいように、2cm程の長さに切ります。
4.沸騰した鍋に塩を一つまみ(約小さじ1/2)をいれ、切ったアスパラガスとピーラーで剥いた皮を入れます。
アスパラガスの風味が皮の部分に多いので、茹でる際にはうまく使いましょう。一緒に茹でてしまうと、取り出すときが大変なので、先に皮を入れてサッと湯がいてから取り出し、その後にアスパラガスを入れます。
5. さっと湯がいて、氷水に漬けましょう。
氷水に漬けることによって、鮮やかな緑色を保つことが出来ます。
お皿に移しアスパラガスの下ごしらえ完成。
炒め物や、サラダの色どりなど見た目もよく美味しく頂くことができます。
言い忘れましたが、アスパラの茶色く三角になっている袴の部分は、堅くて食べた時の口当たりが悪いので、ピーラーで取り切れないときは包丁で取り除く一手間を加えるともっとおいしく頂けます。
ホワイトアスパラガスとグリ―ンアスパラガスの違いをご存知でしょうか。
品種は一緒ですが、なぜ色が違うのかといいますと、育てる過程にあるのです。ホワイトアスパラガスは、盛り土をし太陽光を遮断することによって白くなります。
次に、太陽光にあたるか否かによって、色の変化だけでなく、栄養価が大きく変わってきます。栄養価が高いのはグリーンアスパラガス。タンパク質、カロテン、ビタミンB2がグリーンアスパラガスの方がホワイトアスパラガスに比べ多く含まれています。
食感はホワイトアスパラガスの柔らかく、少しとろっとしていますよね。
スーパーなどでは缶詰以外のホワイトアスパラガスは目にする機会は少ないですが、見つけた際には是非いつもと違った料理の一品に使ってみてはいかがでしょうか。
アスパラガスは糖質が多くカロリーが高いことが特徴です。しかし疲労回復に有効とされるアスパラギン酸をはじめ、ビタミンC、ビタミンB群、B-カロテン、葉酸やルチン等が含まれています。
アスパラギン酸とはアミノ酸の一種で、体内の新陳代謝に重要な役割を果たし糖質や脂質をエネルギーに変換する役割があります。そのため、疲労回復やスタミナ強増等に効果があり、アスパラガスを冠した栄養ドリンクもあるほどです。
他にもビタミンB群、ビタミンC、B-カロテン、カリウムには毛細血管を強化し、便秘に効果的な食物繊維やオリゴ糖も豊富。このように栄養価の高い野菜ですので積極的に使っていきたいものですね。
美味しい、鮮度の良いアスパラガス
鮮度が良くない
アスパラガスは鮮度が落ちるのが早いのが欠点。鮮度が落ちると硬くなってしまうのでそのまま冷蔵庫で保管でも良いのですが、できるだけ買った当日に使い切るようにしましょう。
保存するときには、乾燥しないように湿らせたペーパータオルを敷いた保管容器に入れて冷蔵庫の野菜室に入れると数日持ちます。切り口の所に湿らせたペーパータオルを当てて保管するだけでも、そのまま保管よりも鮮度を保つことができます。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。