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2024年2月14日

オリーブオイルが科学的に健康によい理由をわかりやすく解説

オリーブオイルが科学的に健康によい理由をわかりやすく解説

オリーブオイルの主な成分、脂肪酸ってなに?

オリーブオイルの主な栄養素は脂質ですが、脂質には大きく分けて2つあります。

油の成分、脂肪酸の種類

●飽和脂肪酸

肉や乳製品に含まれ、取りすぎると中性脂肪やコレステロールの増加の原因になります。

●不飽和脂肪酸

植物油に含まれる脂肪酸です。

オリーブオイルの脂質は植物性の不飽和脂肪酸ですが、不飽和脂肪酸は酸化しやすいものとそうでないものがあります。

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植物油の成分、不飽和脂肪酸の種類

不飽和脂肪酸の種類

●多価不飽和脂肪酸:熱に弱く酸化しやすい脂肪酸

「多価」というのは、複数以上の「二重結合」といわれる炭素の結合があり、酸化しやすい脂肪酸ですよという事を表しています。

→二重結合が3つ/オメガ3:α-リノレン酸(亜麻仁油、エゴマ油など)
→二重結合が2つ/オメガ6:リノール酸 (グレープシード油、コーン油、大豆油など)

主な脂肪酸はαリノレン酸。αリノレン酸は、体内でEPA、DHAに変換されます。
亜麻仁油、エゴマ油に多く含まれ、キャノーラ油(菜種油)などにも含まれます。

●一価不飽和脂肪酸:酸化しにくく安定した脂肪酸

「多価」に対して、酸化の原因となる「二重結合」が一つしかないものを「一価」と言います。

→二重結合が1つ/オメガ9:オレイン酸 (オリーブオイル、べに花油など)

主な脂肪酸はオレイン酸。コレステロールの調整を行います。
オリーブオイル、べに花油はそれぞれ70%以上含みます。

オレイン酸

オリーブオイルの脂肪酸、オレイン酸の効果

オリーブオイルの脂肪酸であるオレイン酸は、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを減少させない働きが分かっており、動脈硬化に伴う心筋梗塞・脳梗塞・高血圧など生活習慣病の予防に役立つことが知られています。

オリーブオイルは抗酸化作用も高い

オリーブオイルが持つ抗酸化力作用が高く評価されています。その理由は抗酸化成分のポリフェノール類やビタミンEなどを沢山含んでいるから。

オリーブの果実に含まれる特長的なポリフェノールとして、オレウロペインやオレオカンタールという成分があげられます。特にオレウロペインというポリフェノールは、抗酸化力が大変高く、血中コレステロールの酸化を防ぎ、動脈硬化などの血管系の疾患を予防すると言う研究結果も発表されています。

オリーブオイルは科学的な処理を行わない

特にエキストラバージンオリーブオイルであれば、オリーブの果実を搾ったジュースです。その製法は基本的に変わりありません。収穫されたオリーブを、洗う・搾る・油分を分離・ろ過・瓶詰め、という工程です。つまりオリーブオイルは科学的な処理を行わない安心・安全な自然食品なのです。

詳しくはこちらをご覧ください:オリーブオイルができるまで

企画:オリーブノート編集部
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