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オリーブの実はオリーブオイルを絞るだけでなく、食材として利用されます。中でもポピュラーなものは、塩漬けの瓶詰ですね。
原材料となるオリーブの詳細は、の学名は 『Olea europaea』、モクセイ科オリーブ属の双子葉植物の樹木です。
世界生産量の98%以上は地中海諸国で行われ、主な生産国は、スペイン、ギリシャ、イタリア、トルコ、モロッコと並んでいます。
日本では香川県が約9割を占めており、次いで大分県、広島県、熊本県で多く収穫されています。
オリーブは果実だけでなく、葉もオリーブ茶の茶葉として使われています。オリーブを塩漬けする理由ですが、エキストラバージンオリーブオイルの鮮烈な辛味や苦みを想像してみてください。実はそのままではポリフェノールの渋みが強くて食べることができません。
早摘みの若い実を使います。歯ごたえがありフレッシュな香りで、渋みが少し残っています。おつまみやサラダなど、広く利用されています。
しっかりと完熟させてから収穫したオリーブです。実は柔らかくほのかな甘みを感じます。どちらかといえば、食べやすく、こちらもパスタやピザ、さらだなど、広く利用されています。
グリーンオリーブとブラックオリーブ、100gあたりのカロリーと栄養を比較してみました
1粒あたりは、それぞれ約4kcalほど。フレッシュなグリーンオリーブの方が、脂質や炭水化物が多く含まれていることが分かりました。
グリーンオリーブに含まれるβカロテンは抗酸化作用があることで知られています。ビタミンEも血行促進作用がある抗酸化ビタミン。オリーブオイルの栄養と同様、健康効果のある食べ物なのですね。
どんなお酒にもよく合う、瓶詰オリーブを使ったオリーブの肉詰めフリットです。
1. オリーブの水気を切ってから半分に切っておく
2. ひき肉に粉チーズ、コショウを加えて混ぜ、20等分しておく
3. 半分に切ったオリーブで(2)をはさむ
4. パン粉を袋に入れて細かくつぶしておく
5. 3に小麦粉、溶き卵、パン粉の順で衣をつける
6. 180度の揚げ油でキツネ色になるまで揚げたら完成
仕上げに、粗びきコショウと粉チーズをかけても美味しいですよ。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。