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ワインボトル1本に入っているワインの量は750mlです。本来の基準はボトル1本から6杯分のグラスワインを注ぎます。したがってグラスワイン1杯当たり125ml。しかし、ワイングラスの大きさによって、注ぐワインの適量が異なりますので、ワインの種類や用いるグラスによっては最大8杯程度まで取ることができます。
グラスワイン1杯あたりって、結構少ないのですね。
実はワインを美味しくいただくために大切なこと、
という大前提、きまりごとがある為です。
こちらの記事でワイングラスの形状など詳しく説明していますが、「ボウル」といわれる部分の大きさで注ぐ量が決まります。その理由は、ワインの味と香りは空気に触れると変化するからです。このボウルのなかでワインをクルクルとまわして空気に触れさせることで、ワインの味や香りをより魅力的なものへと開花させながら楽しみます。
このクルクルを「スワリング」と呼んでいます。
赤ワインを楽しむときは、ボウルが大きいワイングラスを使います。その理由は、ワインが空気に触れた時に、味や香りの変化がより大きく、長く楽しめるワインが赤ワインだからです。「デカンタ」といわれる、予めワインを空気に触れさせてから楽しむワインもやはり赤ワインですよね。したがって、良い赤ワインほど、グラスの中で味や香りを開かせながら楽しみます。
白ワイン・ロゼは10℃前後に冷やしていただくことが基本です。適温で最後まで飲み切ることが前提ですので、グラスのサイズはやや小ぶりのものを選び、小まめに注いで楽しみます。赤ワインほどではありませんが、白ワインもスワリングして香りを楽しみながら頂きます。
炭酸飲料と同じですので、スワリングしたらせっかくの炭酸が抜けてしまいます。縦に細長いグラスを使い、一般的な適量はグラスの6〜7割と言われています。1杯当たりの基準は140ml前後、ボトル1本で5杯分とれることになります。
しかし、なみなみスパークリングを売りにしているレストランも少なくなく、こればかりは皆さんお好きなように楽しむのが良いかと思います。
ワイングラスに注ぐ量について細かく書きましたが、これらはよりワインを美味しくいただくためのテクニックとも言えます。謎だらけのワインのルールをまた一つ知っていただき、その上で、自宅で楽しむときは自分ルールでルーズに飲むのも全然OKですし、お店に行ったときは、お店のいろいろな方針も見えてくることでしょう。リピートするかどうか迷ったときには、一つの判断基準にもなりますよ。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。