目次
ダイエットや美容に関心の高い女性たちから、「油」が敬遠されていたのは、ひと昔前の話。「油はカロリーが高いから、なるべく控えたい」と、揚げ物や炒め物を食べることをセーブしている人も少なくなかった。
ところが、時代は変わり、今や「油をとる」ことが美への近道だとさえ言われている。もちろん、油といってもなんでもいいわけではない。栄養豊富で良質な油を選ぶことが重要だ。
美しくなることへの意識が高い女性たちが注目している油には、次のようなものがある。
オリーブオイルに含まれるオレイン酸は、消化吸収をサポートする働きがあると言われる。たとえば、トマトにかけて食べると、もともとトマトが持っている脂溶性の栄養素「リコピン」の吸収力がアップ。日焼け防止効果も格段に期待できそう。
アボカドの果肉を圧搾して油を抽出したもの。「若返りのビタミン」と呼ばれるビタミンEが豊富で、一説には「オリーブオイルの2倍」とも言われるほど含まれているとか。年齢を重ねても「サビない身体」づくりの強い味方になる。サラダやヨーグルトにそのまま食べてもOK。
亜麻という植物の種子から抽出したオイル。豊富に含まれるαリノレン酸には、血液をサラサラにする効果があると言われている。血液がサラサラになれば、全身をめぐる血液の流れがよくなり、細胞のすみずみにまでフレッシュな酸素や栄養が行き渡るようになる。すると、肌のくすみは解消され、みずみずしい潤う素肌が手に入る、という嬉しいスパイラルがはじまる。
いずれもスーパーマーケットで買うことができる油ばかりなのも嬉しいところ。油に秘められたビューティーパワーを実感しよう!!
記事提供:丸ごと小泉武夫食マガジン
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。