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調理中によく使う調味料は、すぐ手の届くところにあるととても便利ですよね?
でも、限られたキッチンのスペースに調味料をずらーっと並べると場所を取ってしまい、ワークスペースを侵略されてしまいます。
「100均でキッチン上手」の第一回(ダイソーのオイルボトル)と第三回(セリアのスパイスボトル)では、調味料を同じ種類のボトルに詰め替えてキッチンに統一感を出す工夫をご紹介しました。ですが、せっかく詰め替えたボトルをただ並べておいただけでは見た目も少し残念。
シンク下など別の見えないところに仕舞っておければ一番すっきり感を出せるのですが…時間も手間もかけたくない! そんな私は、コンロの後ろにある壁面を利用して、ワークスペースを確保しつつ、手の届くとことに調味料や調理道具を収納することにしました。
Instagramでも、「#壁面収納」は1万2千件以上投稿されていて、注目度が高いことが伺えます。「#ワイヤーネット」でも約6千500件の投稿があり、DIY好きの皆さんがさまざまな工夫を凝らしたキッチン収納を作っています。
今回使うのは、「突っ張り棒」や「ワイヤーネット」、「ワイヤーラック」など、たいていどの100均でも売られているものばかりです。
それぞれのおうちの事情で、収納スペースを作るための壁面のサイズは違ってきます。おうちのスペースに合わせて、ダイソーのものを買うのか、セリアのものを買うのかなど検討が必要かとは思います。一例として、私が使っているサイズやおススメの点などを紹介していきますね。
まずは、収納スペースを作る場所の採寸です。うちの場合はこの壁面を採寸します。
レンジフード下のふち部分。ここを利用して縦に「突っ張り棒」を設置したいので、レンジフードふちから下までの長さを測ります。
レンジフード右側のスペースの天井から長い「突っ張り棒」を設置することも考えましたが、外して壁面の掃除をするときなど、再設置や微調整が面倒になるのでやめました。
「ワイヤーネット」を設置できる幅を測ります。
採寸した結果をメモして、100均に行きましょう。我が家のスペースに合わせて用意したものはこちら。
1.ワイヤーネット 約62×40㎝(200円)を2枚
2.突っ張り棒 伸縮幅70㎝~120㎝、パイプ直径13㎜を2本
3.ワイヤーラック中 幅18×行8×高さ5㎝(フック部含まず)を1個
4.ワイヤーラック小 幅16.5×奥行6.8×高さ5㎝(フック部含まず)を1個
5.メッシュカゴたて型 幅6.5×奥行6.5×高さ10㎝(フック部含まず)を1個
6.結束バンド約10㎝ 1袋
7. ワイヤーラックM 約7.7(縦)×25.7(横)×5.5(高さ)㎝を1個
8. ワイヤーラックL 約11.6(縦)×27.5(横)×6.6(高さ)㎝を1個
9. ワイヤー5連フックを2個
(サイズ表示の順番はメーカーによって違います。メーカーの表示方法に従っています。ご了承ください)
高さ79.5㎝×幅89.5㎝の接地面に合わせて、収まりきる大きさの「ワイヤーネット」を探してみました。大きな「ワイヤーネット」が見つけられなかったので、2枚をつなぎ合わせることにしました。
いよいよ、実際にキッチンの壁に壁面収納を設置しましょう。
「ワイヤーネット」は接地面の一番下までくる必要はないので、接地面の高さ-10~20㎝の長さで、2枚合わせても接地幅より小さくなるサイズのものを選び、結束バンドで固定します。
「突っ張り棒」は伸ばす幅が大きいほど、パイプの重なり部が少なくなりそれだけ耐荷重が小さくなります。できるだけ強度を持たせて設置したいので、「突っ張り棒」の伸縮幅の表示にある小さい方の数字が接地面の高さサイズに内輪で一番近いものを選びました。レンジフードの幅に合わせ、「突っ張り棒」を「ワイヤーネット」に結束バンドで固定します。
「ワイヤー5連フック」は壁面収納の転倒防止のために使用します。荷重オーバーや地震など、「突っ張り棒」だけでは倒れてくる可能性も考慮しました。
レンジフードのふちに「ワイヤー5連フック」をかけ、「ワイヤーネット」をひっかけることで、万が一「突っ張り棒」が緩んだり外れたりしてもネットごと倒れるのを防いてくれます。レンジフードの形状によっては、フックをかけられるようなふちがないこともあります。その場合は壁面に貼り付けるタイプのフックを使って転倒防止策を施してください。
「ワイヤーネット」を「ワイヤーフック」にかけます。「突っ張り棒」は、上部をレンジフードのふちにあてます。「突っ張り棒」の下部をくるくると回し、設置したい長さより少し長く引き出します。指で押し縮めながら下面を滑らせるように押し込みます。「突っ張り棒」の下部を伸ばす方に回して、しっかりと固定します。
「ワイヤーラック」は収めたい物(「スパイスボトル」や「スパイスコンテナ」など)の実寸を測って、少し余裕がある大きさのものを選びます。③と④の「ワイヤーラック」は1年位前に購入したもので、最近見かけなくなってしまいました。現在ダイソーで販売している物はメッシュカゴになっていて⑤の形状のもののようです。セリア購入の⑦⑧は現在も購入可能です。(店舗の在庫状況もよりますので、お近くのセリアでご確認ください。)
それぞれのラックに調味料を並べて、位置を微調整して完成!
転倒防止用に取り付けたフックはそのまま調理器具を吊るすこともできます。
余談ですが・・・調理中のちょっとした油跳ねなどを拭き取るのに「キッチンペーパーを使うほどでもなくて勿体ないな…」と思うことはありませんか?そんな「ちょい拭き」にボックスティッシュを置いていくと便利です。セリア購入品の⑦はティッシュペーパーの箱が収まっておススメです!
10年以上前に買ったワイヤーネット用のフックがいくつかあったので、オーブンミトンをかけられるように取り付けました。S字フックを使うのもアリですよね。
「ワイヤーネット」を使えば「ワイヤーラック」の位置をかえるのがとても簡単です。
サイズもいろいろあるので、それぞれのおうちや使う人の好みで配置して、生活に合わせてどんどん変更していけますよ。
デッドスペースを収納にすることで作業効率が上がります。ボトルを統一したことで収まりもよく、見た目もスッキリしたキッチンで楽しくお料理しましょう。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。