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2020年5月10日

栄養士が教える、ゴーヤの苦味取りと調理の基本

ゴーヤ

夏になると登場する野菜の1つゴーヤ。しかし、ゴーヤの苦味は中々取りにくいですよね。あの苦さが苦手という人も少なくありません。

恥ずかしながら私も大人になってから食べられるようになった食材です。今回はゴーヤの苦味取りについて紹介いたします。

ゴーヤの下ごしらえ

ゴーヤの苦さが大丈夫な人は、塩もみのみで大丈夫かと思いますが、しっかり苦さを出したいという場合には、塩もみ後に水にさらしておくと良いでしょう。

ゴーヤの栄養と効能

ゴーヤの苦味の成分は、モモルデシンという成分です。この成分は、胃腸粘膜の保護と胃液の分泌を促す作用があります。また、胃腸を回復させるため食欲増進にもつながります。

夏バテや疲労回復にも効果的なため、夏の食欲が落ちる時期には食べたい食材のひとつになりますね。

また、モモルデシンは毛細血管の丈夫にし血液循環を良くする働きもあるため、動脈硬化の予防やコレステロールの低下、肝臓機能の強化にも繋がります。加えてビタミンCも多く含まれており、その量は、夏野菜代表であるきゅうりやトマトよりも多いとされています。

なんとその量は5倍! さらにβカロテンも多く含まれているため、ビタミンCと一緒になることで、免疫力の向上に繋がり吸収力も上がります。

ゴーヤの保存方法

採れたての場合は早めに使うことをおすすめします。冷蔵庫保存する場合にも、丸ごとならば水気をよく切りポリ袋に入れて保存しましょう。切って保存する場合には、中のワタと種をくり抜きポリ袋に入れて保存しましょう。

すぐに使いたいという場合には一度下ゆでしておくと良いでしょう。

企画:オリーブノート編集部
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