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オリーブオイル好きのみなさんの中には、キッチンにいくつかお気に入りのオリーブオイルを置いている人もいるのではないでしょうか。そうすると使いきれなかったり、「うっかりしていて、気が付いたら酸化して味も香りも残念になってしまった」なんて物も出て来がちですよね。
フレッシュで、香り高いオリーブオイルで美味しい料理を作りたい。酸化して、風味の悪くなったオイルは使いたくない。とは言え、せっかく気に入って買った物や頂いた物を簡単に捨ててしまうのは忍びない・・・
それなら、オリーブオイルキャンドルを作ってみるのはいかがでしょう!
揚げ物をした後の廃油と廃油凝固剤で作るキャンドルをご存知ですか。
実際に作ったことがあるという方も、見たり聞いたりしたことがある方も結構多いのではないでしょうか。
一般的に天ぷらや唐揚げなどの揚げ物をした後の処理すべきサラダ油で作る「廃油キャンドル」ですが、同じオイルの仲間である「オリーブオイル」で作ることも可能です。
今回はダイソーで「天ぷら油凝固剤」と「ガラスキャンドルホルダー」、色付け用の「オイルクレヨン」を買ってきました。
あとはおうちによくある身近な物を使って「オリーブオイルキャンドル」作っていきますよ。
ティッシュペーパーを割き、こよりを作ります。これがキャンドルの芯になります。
こよりを「ガラスキャンドルホルダー」の高さより少し長くなるように切り、割りばしに挟みます。
「天ぷら油凝固剤」は、一箱に5袋入っています。
今回は300mlのオリーブオイルを使ってキャンドルを作ろうと思うので、一袋をだいたい半分にし、片方だけ使います。ちょっと凝固剤多めですが、大雑把で大丈夫です。
お鍋にオリーブオイルを入れ、火にかけます。オリーブオイルが90℃~180℃に温まったら火を止め「天ぷら油凝固剤」を入れます。
「天ぷら油凝固剤」の粒が見えなくなるまでよくかき混ぜます。温度が下がると固まり始めるので、温かいうちに「ガラスキャンドルホルダー」に移します。
お好みの色の「オイルクレヨン」をカッターなどで削って入れ、よくかき混ぜます。
作業の途中で固まり始めてしまいクレヨンがうまく混ざらないようなら、電子レンジ500Wで10秒温める、混ぜる、を繰り返し、全体に均一になるようにします。
「ガラスキャンドルホルダー」を並べ、下準備で用意しておいた芯を差し込み冷まします。
完全に固まったら、割りばしをはずし、芯を適当な長さに切ります。この時、芯にオイルが染み渡っていないようなら、綿棒や爪楊枝の先にオリーブオイルをつけオイルを補ってください。
今回は香り付けをしていません。香り付けをするのにも100均は大活躍! 100均で買える「アロマオイル」を使えばお好みの香りを付けることができますよ。その場合は、色付けの工程の後、キャンドルの液が60℃以下になったあたりで「アロマオイル」を加えてくださいね。ただ、サラダ油に比べてオリーブオイルは香りが強めです。ですので、香りの相性はよく考えた方がいいかもしれません。
9月1日の「防災の日」を前に。また、台風の多い季節でもあるこの時期に、非常用の備えを確認しつつ、ろうそくの準備として「オリーブオイルキャンドル」を作るのもいいですよね。
小中学生のお子さんがいるご家庭なら、「夏休みの自由研究」にも使えて「一石三鳥」!?
身近で安価な100均材料を使って、大切なオリーブオイルをかしこくリサイクルしましょう!
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。